散歩の文化学〈2〉東洋的都市経験の深層 (思想・多島海シリーズ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588100130

作品紹介・あらすじ

都市の基底には人柱が眠っている。東洋の人柱とは、生活人としての民=百姓(ひゃくせい)だった。新しい王朝が都市を作邑し、上から創設するとき、先朝の〈遺民〉は作邑によって保障された〈市〉を歩く散歩人へと転生する。この東洋的都市経験の根源をなす、『荘子』の逍遙遊、『論語』の都市的アレゴリー、そして人麿の相聞─挽歌の心象界を貫く、古代的〈界隈〉の生活世界を想起する。

著者プロフィール

1953年福岡県生まれ。74年東京大学法学部中退。79年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了、80~84年シュトゥットガルト大学・ロンドン大学付属ワールブルク研究所に留学。84年シュトゥットガルト大学哲学部博士学位(Dr.phil.)取得。現在、博士後期課程大学院生を中心に〈文化記号塾〉主宰(http://bunkakigoujyuku.org/index.asp)。著書:Der Begri der Kultur bei Warburg, Nietzsche und Burckhardt(博士論文、Königstein/Ts., Hein Verlag bei Atenaum, 85)、『東洋的専制と疎外──民衆文化史のための制度批判』(私家版、87)、『言語記号系と主体── 一般文化学のための注釈的止観』(言叢社、06)、『散歩の文化学1・2』(法政大学出版局、09)、『事件の現象学1・2』(同)、『形而上の中世都市』(同、10)、『中世的修羅と死生の弁証法』(同、11)。訳書:W.ブルケルト『ホモ・ネカーンス』(法政大学出版局、08)、フランセス・イエイツ『ジョルダーノ・ブルーノとヘルメス教の伝統』(工作舎、10)、ヤーコプ・v・ユクスキュル『動物の環境と内的世界』(みすず書房、12)。

「2014年 『加入礼・儀式・秘密結社』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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