植民地朝鮮と〈近代の超克〉 戦時期帝国日本の思想史的一断面

  • 法政大学出版局 (2024年9月24日発売)
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 17
感想 : 1
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (354ページ) / ISBN・EAN: 9784588151392

作品紹介・あらすじ

三木清、高坂正顕、高山岩男、申南澈、金南天、朴致祐などの転換期を生きた知識人たちは、いかに「近代」と向き合い、それを乗り越えようとしたのか。戦時期日本で大きな影響力をもった「近代の超克」をめぐる議論を、同時代の植民地朝鮮との関係に焦点を当てて読み直し、一国史を超えた歴史意識を剔出する。抵抗か協力かという二元論的な枠組みを問いに付し、帝国主義の構造を再考する画期的な試み。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

閔東曄(민동엽/ミン ドンヨプ)
韓国ソウルで生まれ、のちに京畿道で暮らす。2006年に来日し、2012年に横浜国立大学教育人間科学部国際共生社会課程卒業。2021年に東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士後期課程修了。博士(学術)。東京大学大学院総合文化研究科グローバル地域研究機構韓国学研究センター特任研究員・特任助教、東北学院大学教養教育センター助教を経て、2024年4月より都留文科大学教養学部比較文化学科准教授。専攻は、韓国・朝鮮地域を中心とした近現代東アジア思想・文化史、日韓関係、ポストコロニアル研究。

「2024年 『植民地朝鮮と〈近代の超克〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×