からくり (ものと人間の文化史 3)

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  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (393ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588200311

作品紹介・あらすじ

〈からくり〉は自動機械であり,驚嘆すべき庶民の技術的創意がこめられている。本書は,日本と西洋のからくりを発掘・復元・遍歴し,埋もれた技術の水脈をさぐる。

感想・レビュー・書評

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  • 機巧図彙の復刻版や解説本が無かったとき、唯一その内容をほぼ網羅したこの「からくり」は自分が子供のときから興味を持っていた茶運人形やその他のからくりの機構を図解し、寸法の詳細は別として複製しようと思えば複製出来る位の説明をしている。これらのからくりが西洋のからくり人形とは独立して時計の技術から派生していることが興味深い。
    この本を購入した直後にプラスティックモデルで茶運人形が発売され、早速買って試して見たが、動作は同じでもやはりプラスティックと木製の趣の差は如何ともしがたい。
    先人の知恵を思い知る一冊。

  • すごいよ!!

  • ものと人間の文化史

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著者プロフィール

1927-2017。東京生まれ。早稲田大学文学部史学科卒業。1966-97年、北里大学教授。後に同大学名誉教授。主に文化史、生活史の視座から病気、医療、死を考察した。1980年『死の風景』でサントリー学芸賞受賞。著書:『日本人の病歴』、『病いと人間の文化史』、『明治医事往来』、『いのちの文化史』、『生と死の現在』、『養生訓に学ぶ』、『生死のあわい』他多数。

「2018年 『日本人の死生観』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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