襖 (ものと人間の文化史)

  • 法政大学出版局
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588210815

作品紹介・あらすじ

襖の起源と変遷を建築史・絵画史の中に探りつつその用と美を浮彫にし,衝立・障子・屏風等と共に日本建築の空間構成に不可欠の建具となるまでの経緯を描き出す。

感想・レビュー・書評

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  •  引き戸が日本特有なんて知りませんでした。本当に、中国や、東アジアにもないんでしょうか。

     なお、ヨーロッパの引き戸は、日本からオランダあたり経由で入ったとも言われているのだそうです。もう、ここだけよんだだけでも、面白くて引き込まれてしまいます。

     著者曰はく、始まりはわからないけれど、9世紀くらいからあったのではないかということでした。しかし、行事のたびに、嵌めたり外したりするもので、常時たてつけているものではなかったのではないかと。

     絵巻などの中から、襖とみられるものを、いくつか写真つきで説明がありました。

     語源、庶民の家としては、板戸と襖どちらが先に入ったのか、またどういう発展を遂げたのかという話も、お考えが書かれています。

     書院造になってからあとの説明、近現代の話は、他の本も読んでみたいですね。どうかかれているのでしょうか。

     あとは、気になった記載は、角屋の襖についてです。揚屋の時代に入ったのであれば...。花街ですから、豪華絢爛なのではないかしらと思った次第です。

  • 791夜

  • [ 内容 ]
    平安時代に寝殿造の室内間仕切として発生し、書院造りや寺院建築に取り入れられて「襖絵」という独特の絵画様式を開花させるとともに庶民の住居にも不可欠の建具として用いられる襖の変遷を建築史・絵画史の中にさぐる。

    [ 目次 ]
    第1章 開閉できる障子の出現
    第2章 ふすま(襖)という言葉
    第3章 寝殿造りと障子
    第4章 絵巻に見る障子
    第5章 ふすま障子のしくみ
    第6章 障子に描くということ
    第7章 ふすま絵の発達
    第8章 大障壁画の全盛期
    第9章 ふすま障子の普及と規格化

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