半開きの〈黄金の扉〉: アメリカ・ユダヤ人と高等教育 (サピエンティア 7)
- 法政大学出版局 (2009年4月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784588603075
作品紹介・あらすじ
20世紀初頭のアメリカの高等教育機関では、「割当制」の名のもとにユダヤ人に対する入学の制限が行なわれていた。いったい「割当制」とはどのようなものだったのか。そして、教育における差別を克服するため、ユダヤ人たちはいかなる活動を展開していったのか。本書は、教育をめぐる権利を求めて闘ったユダヤ人の姿を通して、彼らの「平等」観やアメリカ社会の統合の理想像を探る。
感想・レビュー・書評
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1948年に開学したブランダイス大学の場合、ゴールドスタイン・ラビを中心とした設立の計画者たちは、同大学はユダヤ人大学ではあるが、入学者をユダヤ人に限定したり優先したりということをしない人種・宗教上の平等の方針を表明した。割当制も行わず、願書には人種、宗教、出身国についての質問項目も設けないという方針だった 。
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(レビューではなくメモです)。2009年9月拝受。ありがとう!
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