国家のパラドクス: ナショナルなものの再考 (サピエンティア)

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  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588603327

作品紹介・あらすじ

一つの国に一つの国民という国民国家の枠組みは、アイデンティティの多様化やグローバル化が進み、民族紛争が多発する現在、崩れている。国連の介入などにより、国家の主権も根本的な見直しを迫られる。ところが国家や国民の輪郭がぼやける一方で、民族の記憶を覚醒させようとするナショナリズムの言説も復活している。本書はこうしたパラドクスの原因を探り、その解明を試みる。

著者プロフィール

1956年東京都生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。博士(政治学)。青山学院大学国際政治経済学部教授(政治学,国際関係論)・同学部長。
主要著作に『モンテスキューの政治理論──自由の歴史的位相』早稲田大学出版部、1996年。『国際正義の論理』講談社現代新書、2008年。『国際政治思想──生存、秩序、正義』勁草書房、2010年。監修・編著に『世界政治叢書全10巻』ミネルヴァ書房、刊行中。『国際政治から考える東アジア共同体』(共編)ミネルヴァ書房、2012年など。

「2013年 『国家のパラドクス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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