民主主義の問題: 帝国主義との闘いに勝つこと

  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588622090

作品紹介・あらすじ

9.11の同時多発テロ事件以降、アメリカにおいて民主主義が、自由市場原理主義、攻撃的軍事攻勢、権威主義などによって危機に陥っている。本書は、デューイやローティといったプラグマティズムの系譜に連なる、神学者、哲学者、公民権活動家、そしてアーティストでもあるアフリカ系アメリカ知識人が、その危機の是正に何が必要なのかを、鋭い現状分析から「声を大にして」問いかける。

著者プロフィール

(Cornel West)
1953年生まれ。アメリカ・オクラホマ州出身。17歳でハーヴァード大学に進学、R. ノージック、S. カベルに師事し、卒業後、プリンストン大学大学院で博士号を取得。プリンストン大学時代にはR. ローティのプラグマティズム思想に強い影響を受けた。
ハーヴァード大学、プリンストン大学の教授を歴任し、現在ニューヨークにあるユニオン神学セミナリー教授。アメリカにおける人種問題を歴史学的分析を用いて論じ、また政治活動を活発に行なっていることでも知られる。専門は哲学・政治思想。
著書として『アメリカにおける哲学の回避』(The American Evasion of Philosophy: A Genealogy of Pragmatism, Madison, 1989)、『人種の問題』(Race Matters, Boston, 1993; 山下慶親訳、新教出版社、2008年)、『ブラザー・ウェスト──声を大にして生き、そして愛する』(Brother West: Living and Loving Out Loud, New York, 2009)ほか多数。

「2014年 『民主主義の問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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