いま平和とは何か―平和学の理論と実践 (グローバル時代の平和学 (1))

  • 法律文化社
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784589027603

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  • 平和学は、政治学、経済学、心理学、社会学などの社会科学の境界線を越えて、平和を暴力のない世界と定義したうえで、新しい学際的な社会科学として1950年代に登場した。

    イラク戦争は米国という帝国の一極支配のはじまりを印象付けたようだが、現実はむしろ帝国の終わるを暗示するものである。

    平和学は本質的に中庸のスタンスを維持する学的営為として自覚されている。しかし価値自由を意味するものではない。医学と同様、平和学は価値自由ではありえない。医学が病気の根絶を最高の価値、理念としているように、平和学は戦争によって代表される暴力の根絶を最高の価値、理念としている。平和学は極めて価値志向的な学問的営為であることは常に確認されていなければならない。

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