グローバル化とアメリカのヘゲモニー

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  • 法律文化社
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  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784589030931

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  • 資本主義国家は政治と経済との相対的な制度的分離を特徴とし、権力は強制と同意の複合的契機において行使されることになる。
    グローバル化とは時間と空間の圧縮といわれる。

    資本主義国家は政治的、経済的、社会文化的諸水準で形成される諸関係の複合的総体として、いわば統合国家として表れ、所与の支配的イデオロギーがこの矛盾の総体を一定の秩序にシステム化する。

    グローバル化状況のなかで、アメリカのデモクラシーを相対化し、環境の保全と社会的衡平や人権の保障をグローバルなレベルにおいて展望し、どのようなガバナンスをもってその構築を目指すべきかという課題に直面している。

    グローバル化とは経済社会関係の脱領域的再編と規模の再接合の過程である。

    グローバル化が何かというのは、社会科学の擁護に合意はない。社会諸関係のクロスボーダーとトランスボーダー化のことであるという点ではほぼ共通の合意を認めることができる。

    グローバルガバナンスは国際政治を説明するための1つの言葉となっただけでなく、国際政治学的には国家アクター中心型現実主義的パラダイムに替わるモデルであると理解されうようになった。
    グローバルガバナンス論は、世界政治がアナーキー状況にあるというよりグローバルなレジームが成立しているとし、この概念をもって正解政治にアプローチしようとするもの。

    戦後先進資本主義世界システムにおいて、パクス・アメリカーナ型アトランティック・フォーディズムが基本体制となる。

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著者プロフィール

立命館大学名誉教授 立命館大学人文科学研究所上席研究員


「2017年 『国家論序説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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