琉球独立への道: 植民地主義に抗う琉球ナショナリズム

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  • 法律文化社
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784589033949

作品紹介・あらすじ

小国における脱植民地化過程の比較・実証研究をふまえ、琉球(沖縄)の政治経済的な独立の可能性を探究する。琉球の独立を文化・思想面からだけでなく包括的かつ具体的に再検討し、実現可能なロードマップと将来像を提案する。

感想・レビュー・書評

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  • 琉球は日本の植民地なのか?琉球は独立する国なのか?
    筆者ははじめにこう書いている。

    この本は、琉球人以外の日本人、自分を日本人と思っている琉球人、そして他の民族の方にも読んでほしい。日本の愛国者は、琉球と日本とアメリカとの関係性、琉球という別の国(ネイション)の存在、独立の意味を考えながら、また「日本は本当に独立しているのか」を自問しながら読んでほしい。

    琉球は日本の植民地。日本はアメリカから独立しているのだろうか?

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著者プロフィール

龍谷大学経済学部教授。専門は、島嶼経済論。
主な著作
『歩く・知る・対話する琉球学――歴史・社会・文化を体験しよう』(編著、明石書店、2021年)、『帝国の島――琉球・尖閣に対する植民地主義と闘う』(明石書店、2020年)、『談論風発琉球独立を考ええる――歴史・教育・法・アイデンティティー』(前川喜平氏と共編著、明石書店、2020年)、『琉球 奪われた骨――遺骨に刻まれた植民地主義』(岩波書店、2018年)、『琉球独立宣言――実現可能な五つの方法』(講談社文庫、2015年)、『琉球独立への道――植民地主義に抗う琉球ナショナリズム』(法律文化社、2012年)

「2022年 『学知の帝国主義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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