- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784589035509
感想・レビュー・書評
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「この映画のこの部分に憲法の条文内容・思想が表現されている」と言った感じで様々な映画の解説がされている。憲法の内容ももちろんのこと、それが制定されるに至った経緯・時代背景についても言及されていて、具体的イメージが湧きやすい。
法律を学んでいなくても、現代に生きる社会人の教養として読むと良い図書だと感じる。また、映画好きの人にとっては、「あの映画のあの部分にこんな意味もあるのか」と映画の理解を深める一助となるように感じる。
一方で、解説する著者によりその解説深度にバラツキがあり、映画そっちのけで学説の話をしているページもあり、残念なものもある。
いずれにしても様々な映画を見るきっかけ・考えるきっかけにはなると感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
記録用
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[新着図書ピックアップ!]憲法ってこんなに身近なものだったんだ!憲法研究者・教育者たちが「ぜひ観てほしい」と国内外の50作品を紹介。数ページの解説が、意外にも抽象的ではなく感性豊かで、引き込まれた。手元に置いて映画選びの参考にしたい1冊。編者は多摩アカデミックコンソーシアムメンバーである武蔵野美術大学の法学の先生。はしがきなどからムサビでの授業の様子も想像できて楽しい。
[New Book!]This book introduces 50 cinemas that constitutional specialists recommend.