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  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784589035509

感想・レビュー・書評

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  • 「この映画のこの部分に憲法の条文内容・思想が表現されている」と言った感じで様々な映画の解説がされている。憲法の内容ももちろんのこと、それが制定されるに至った経緯・時代背景についても言及されていて、具体的イメージが湧きやすい。
    法律を学んでいなくても、現代に生きる社会人の教養として読むと良い図書だと感じる。また、映画好きの人にとっては、「あの映画のあの部分にこんな意味もあるのか」と映画の理解を深める一助となるように感じる。
    一方で、解説する著者によりその解説深度にバラツキがあり、映画そっちのけで学説の話をしているページもあり、残念なものもある。
    いずれにしても様々な映画を見るきっかけ・考えるきっかけにはなると感じた。

  • 記録用

  • [新着図書ピックアップ!]憲法ってこんなに身近なものだったんだ!憲法研究者・教育者たちが「ぜひ観てほしい」と国内外の50作品を紹介。数ページの解説が、意外にも抽象的ではなく感性豊かで、引き込まれた。手元に置いて映画選びの参考にしたい1冊。編者は多摩アカデミックコンソーシアムメンバーである武蔵野美術大学の法学の先生。はしがきなどからムサビでの授業の様子も想像できて楽しい。
    [New Book!]This book introduces 50 cinemas that constitutional specialists recommend.

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    「映画を題材に、憲法について考え学ぶための入門書。現実そのものでない〈映画〉と現実の歴史から生まれた〈憲法〉を行き来する作業を通じて、憲法の抽象的な規範をリアルな現実から捉える思考力と想像力を養う(約50作品を所収)。」
    ↓「著者紹介」「はしがき」「目次」
    http://www.hou-bun.com/cgi-bin/search/detail.cgi?c=ISBN978-4-589-03550-9

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著者プロフィール

武蔵野美術大学造形学部教授、博士(法学)。1961年生まれ。2000年、早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程を単位取得退学。2000年より武蔵野美術大学造形学部に着任(法学)。東京都立大学システムデザイン学部客員教授、早稲田大学文学部非常勤講師。
専攻:憲法。大学では、人権論を中心とした憲法の講義を行うと同時に、「表現の自由」や著作権法などを中心とした、表現活動に関わる法の問題を扱っている。また、法の問題をわかりやすく学ぶために魅力的な映画を紹介する授業・講座を行っている。
主著『文化戦争と憲法理論―アイデンティティの相剋と模索』(法律文化社、2006年、2007年博士号取得論文)、『あたらしい表現活動と法』(武蔵野美術大学出版局、2018年)、『「表現の自由」の明日へ』(大月書店、2018年)、『映画で学ぶ憲法 Ⅱ』(法律文化社、2021年)。

「2024年 『表現者のための憲法入門 第二版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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