- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784589035660
感想・レビュー・書評
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図書館で借りた。
平和学2冊目。2冊目は3冊目を探すための本という感じで選んでみた。
タイトルに「100冊+α」とあるが、目次を見ると75冊しかない。中を読んでみると、他の本の書評の中で、さらに別の本を紹介している。それらを加えて100冊を超えるということのようだ。
ざっと読んで、平和学とはどんな事を研究する学問か、どんな内容があるのか、という理解が深まった気がしている。とりあえずリストを記録しておいて、興味が湧いた本を読んでみたいと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
三葛館一般 319.8||NI
本書は、「広義の平和研究者たちによる、平和を考えるための」学際的なブックガイドです。
「平和」という広く深い概念について理解を深めるための図書を様々な分野の研究者たちが2ページから4ページに解題してくれています。初めから通して読むと「平和ということ」の学術的な基本が少しは理解できるでしょうし、関心のある章をを読んで、さらにそこで紹介されている本を読むとその分野の理解が深まるはずです。
現在三葛館で展示している、第52回展示図書『平和をかんがえる』も併せてご覧下さい!
目次-----------------------------
Ⅰ 暴力の根源を考える
Ⅱ 経験としての植民地と戦争
Ⅲ グローバル化と構造的暴力
Ⅳ 内戦と地域紛争の現実
Ⅴ 情報メディアと文化的暴力
Ⅵ 日米安保と沖縄
Ⅶ 日本国憲法と平和主義
Ⅷ 格闘としての平和思想
Ⅸ 世界秩序と平和構築
Ⅹ 国際協力の新しい在り方
Ⅺ 核軍縮とその可能性
Ⅻ 近代テクノロジーと平和
XⅢ 新しい世界/文明のために
XⅣ 日常からの平和構築
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(もも)
和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=68566