わたしのぼうし (絵本のせかい 2)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591004999

感想・レビュー・書評

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  • しみじみと繊細な子ども時代を
    思い起こさせるお話

  • 子どもの「こだわり」を繊細とみるか、頑固ととるか…。

  • 図書館
    子どものこだわりの話

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  • わかるなーお気に入りのものを手放さなきゃいけない時のこの感じ。

  • 最高

  • 4分くらい。
    赤い花のついた帽子を汽車の窓から飛ばしてしまったわたし。
    お父さんは新しい帽子を買ってくれたけれど、私の帽子のようではない、と感じて、しっかりとかぶらない。

  • 大事にしていたお気に入りのぼうし。
    ある日、電車の窓から飛ばしてしまいました。
    おとうさんが新しい帽子を買ってくれたけれど、私は素直にかぶることができません。
    そのぼうしが自分のものじゃない気がして。
    でも、わたしのぼうしにちょうちょが止まって・・・

    お気に入りの帽子をなくしてしまった少女の気持ちを、優しく美しい文章でつづった名作。
    言葉の一つ一つがとても丁寧で、耳に心地よく流れます。
    シンプルなラインだけど、優しい色合いのイラストも素敵です。ほとんどが、帽子を中心に据えた少女の後ろ姿なのですが、その時の彼女の気持ちが痛いほど伝わってくるのです。
    女の子だけでも成立しそうな設定も、青い帽子の男の子の存在で、さらに印象深くなっているのはさすが。周囲の人々の暖かさも表現され、より深みが増しています。
    わたしは、
    「なんだか、わたしのほんとうのぼうしのようでした」
    ラストのこのセリフを読む瞬間が大好き。
    読むたびに暖かい気持ちになるし、子供たちもほんとに嬉しそうな表情をするからです。

    大人のみなさんも、子供のころ、お気に入りだったものありますよね。今でも大事にしているものだったり、なくしてしまったものだったり。
    そんな思い出に、そっとひたってみませんか?

  • 特別な帽子。

  • お気に入りのものは代わりなどないこと。また帽子がすこしづつ自分のお気に入りへと変わっていく、そんな子どもの繊細な気持ちがつまった絵本。

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