とりかえっこ (絵本のせかい 21)

  • ポプラ社
3.87
  • (111)
  • (107)
  • (119)
  • (14)
  • (3)
本棚登録 : 1574
感想 : 144
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (35ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591005187

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2024.4.10市立図書館
    さとうわきこさんの訃報を聞いて、ばばばあちゃんやせんたくかあちゃん以外の作品も少し読んでみたくなって、追悼読書用に借りてきた。これは文章だけで、絵は昔話などでもおなじみの二俣英五郎。1978年にでたロングセラーだけれど、わたしも子らも御縁がないまま今日まできてしまった。
    ひよこが出かけた先々でであった相手と鳴き声をとりかえっこしていくだけのシンプルな展開で、絵を読むのが楽しい作品。最後もとくにめでたしめでたしというオチはなく、このあとどうなるのだろう、と気になる感じで終わる。絵はほのぼのかわいいのに、けっこうシュール。

  • 小学生の頃、滅多に笑わない友達とこの絵本を一緒に読んで、その友達がすごく楽しそうに笑いながら読んでいるのを見て「絵本って人を笑顔にする力があるんだ!」と気付かせてくれた1冊。

    散歩に出掛けたひよこちゃんが行く先々で出会う動物たちと鳴き声を交換していくという内容。
    とってもシンプルな内容だけど、私にとっては大切な事を教えてくれた1冊です。

  •  ひよこがあそびにでかけ、出会った動物たちと次々となきごえをとりかえっこしていきます。大きなねこもしっぽをまいて逃げていきますが、その理由は・・・。
     ひよこがなきごえをとりかえるという意外性が楽しく、なきごえの繰り返しが小さい子から楽しめる本です。

  • ひよこが色んな動物達と鳴き声を取り替えていく、とてもシンプルな作品だけど可愛い。
    二俣英五さんの絵がその優しい世界観を広げている。
    最後には亀の鳴き声になったひよこ。亀の鳴き声?それがとても良い。

  • 発想が面白い本でした。
    不思議な世界観で3歳の娘も理解するのに少しだけ時間がありましたが、笑って見てました。
    紙の質感も他にはなかなか無いので、感触とともに楽しみました。

  • 2歳4ヶ月
    レトロな雰囲気。読んでいる最中はさほど反応なかったものの立て続けに5回くらい読まされた。

    食いつきの良い絵本はいくつかパターンがあるように考えてます。その中でもこの絵本は①ことばの繰り返し②絵本の端々にストーリーとは関係ない小道具がある(主に虫)が該当していて、満足なのかも。

  • 鳥が歩く所が可愛い

  • 次女が貸出しで借りてきた。ひよこ好きだからね。小さいものが好きなんだよね。小動物とか。表紙のかわいいひよこが、遊びに行ってくるよと出かけ、行く先々でとりかえっこ。何をとりかえっこするのかなと思っていたら、鳴き声なんだね。ひよこの声が、けろけろとか、わんわんに変わっていく。後ろでびっくりしている動物たちの様子も楽しい。最後はかめととりかえっこするんだけど、その後どうなっちゃうんだろう。お母さん不思議がってたけど、はたして…

  • 知人がこの絵本が好きだと言っていたので、図書館で借りた

    ひよこが、あそびに行く道で出会う動物たちと、鳴き声のとりかえっこをしていくおはなし
    そのままとりかえっこをしてどうするのかな?と思った頃に、おもしろい展開がある
    とりかえっこした動物たちが、二足歩行になるところや、まわりの動物たちがきょとんとした表情をするところが、おもしろい
    鳴き声をよく真似して読み聞かせると、楽しいと思う
    最後とそれからがちょっと不安だ

  • ひよこが出会った動物たちとつぎつぎになきごえを交換していくストーリー。
    とりかえていく繰り返しが楽しいだけでなく、途中山場もあり、ドキドキする展開。
    最後が「えーっ、それで終わりなの!?」という終わり方で、ひよこのその後がとっても気になる。
    個人的には亀のなきごえがツボだった。思わず真似したくなる。

    二俣英五郎さんの絵がかわいらしくて、頁右下にはパラパラマンガみたいな細かな仕掛けもあり頁をめくるのがとっても楽しい。
    奥付の頁や裏表紙もストーリーの続きのように楽しめる。
    何度でも読みたくなる絵本。

  • ◆3y9m
    かめさんの鳴き声や、周囲の動物たちの表情が楽しかったよう。
    「声が全部変わったのが楽しかった」

  • 「「あそびに いってくるよ ぴよ」。あたたかな日ざしにさそわれて、あそびに出かけた森のひよこ。ばったり出会ったねずみさんと、大事なものを "とりかえっこ" する。ひよこなのに、ひよこじゃない? ねずみなのにねずみじゃない! おもしろくなって、ひよこはぶたさんとも、かえるさんとも "とりかえっこ"。それを見て、ぶたさんやかえるさんの家族はびっくり仰天、でも "とりかえっこ" したおかげで、ひよこは危ないところを救われる。」

    シンプルで、乳児向けかとおもうけれど、とりかえっこをしたこをが理解できるかというと3歳ぐらいからがいいかな。

    かめの鳴き声は「む」

  • ちゃんと理解出来てるのかちょっと不安だけど、ひよこがいろんな鳴き声出すからめちゃくちゃ笑ってる。

  • 4歳2ヶ月

  • ひよこがねこにワンと言ったところが面白かった

  • タイトル読んで
    6歳ムスコ
    物々交換ってことね
    と悟ってました

  • 4歳に大ウケ。
    自分で読みたがる。
    シンプル

  • 記録

  • 公文にて借りた本。
    鳴き声をどんどんとりかえっこ。いろんな動物と鳴き声が出てくるので、鳴き声好きの1歳4ヶ月の息子は鳴き声を聞いただけで笑顔。
    特に亀の「む」はなぜか大爆笑。笑

  • 3歳3ヶ月

全144件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

さとうわきこ 東京に生まれる。児童出版美術家連盟所属。絵本『とりかえっこ』(ポプラ社)で第1回絵本にっぽん賞受賞。現在は長野県の岡谷市と八ヶ岳で「小さな絵本美術館」を主宰しながら、絵本の創作に従事している。「ばばばあちゃんの絵本」シリーズ以外の主な絵本には、『ちいさいねずみ』(借成社)、『おつかい』『るすばん』『せんたくかあちゃん』『くもりのちはれせんたくかあちゃん』(以上福音館香店)、『わっこおばちゃんのしりとりあそび』(童心社)などがある。長野県在住。

「2019年 『ばばばあちゃんのおはなしセット(10冊)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

さとうわきこの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
シェル・シルヴァ...
酒井 駒子
にしまき かやこ
トミー=アンゲラ...
なかの ひろたか
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×