ごんぎつね (おはなし名作絵本 1)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591005286

感想・レビュー・書評

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  • 大学生の必読書というより、大学生になったとき、それまで読んでいたかどうかチェックの対象になる本だ。ごんぎつねはこんな悲しい物語だったとは知らなかった。小学生のときに読むのもいいだろうが、大学生になったとき、あるいは私みたいに60歳になったときに読むのもいいだろう。きっと。

  • 兵十はお爺さんと思い込んでいたが、違った。。小学生の時に演じたのだが。。。
    理解されて死んだから、まだ救いがある、こういうすれ違いは人間社会によくあるからこそ名作扱いされている、とのこと。

  • 読み終わった後に胸がきゅっとする絵本です。報われないことの悲しさ。感情の複雑さ。初めて読んだ30年前もそして今でも変わらない。色んな出版社から出ているけれど、この箕田源二郎さん絵が一番好きです。(ちいさな帆)

    持っている本の絵よりもごんがかわいく描かれていた。6さい

  • むかし、教科書に載ってたのを思い出します。

  • 兵十(へいじゅう)、うなぎ、お母さんの死
    お詫びに栗やきのこを運ぶが神さまのおかげを言われる
    またいたずらしに来たと思って銃で撃つと土間には栗があり、ごんの仕業だったと気づく


    最後に倒れているごんぎつねの絵が印象的

  • 小4の娘が 国語の授業で 学習中。私も 改めて 読了…う~ん…奥深い内容(;^ω^)

  • ごんぎつね、あーあ。
    いたずらしちゃわなければよかったね

  • ふむぅ、久々に読んだ。
    ごんは、ひきあわないなぁ、といいながら、栗をまだ持ってきたんだなぁ。

    新美南吉が17歳の時の作品。
    30歳で戦死か。

    これは聞いた話か、創作か。
    聞いた話と書いているが。

    ごんぎつねは何故死んだのか
    の前に読んでおきたかったが
    ふむぅ、わからん。

    ごんはいいやつだな。
    兵十はわかったけども。

    ふむぅ。

  • 図書館でたまたま見つけて目が釘付けになった表紙のごんぎつね。
    中の挿絵もすべてすてきでした…!

  • 悲しい。
    救いがない。
    あれが救いなのか?
    あれで誰が救われるのか。

    ごんか?ひょうじゅうか?

    ひょうじゅうは後悔するだろう、ごんは死んでしまうだろう。
    そこに救いはあるのかい。

    意志疎通できないことの悲しさよ…。

    でも、そうね。
    最後に意志疎通できた、それは素晴らしいことなのかもしれない。
    それが、救い…なのか。

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著者プロフィール

1913年、愛知県知多郡半田町(現・半田市)に生まれる。中学時代から童話を書き始め、『赤い鳥』『チチノキ』などに投稿。東京外国語学校在学中に病を得、20代後半の5年間は安城高等女学校(現・県立安城高等学校)で教師をしながら創作活動を続けた。1943年、29歳の生涯を終える。代表作に「ごんぎつね」「おじいさんのランプ」「手袋を買いに」「でんでんむしの悲しみ」を始めとして、多くの童話・小説・詩などの作品を残す。

「2019年 『子どものすきな神さま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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