わにのバンポ (おはなし名作絵本 10)

著者 : 大石真

• ポプラ社 (1970年10月30日発売)

感想・レビュー・書評

[unknownさんの感想 · 2019年9月11日]

ちどりが歯の掃除をしているときに人間が鉄砲を構えて狙われる夢を見て思わず口を閉じてちどりを飲み込んでしまう
物知りのおうむがニガヨモギの歯を3枚噛んで汁を飲み込み、太陽に向かって口を大きく開け何があっても動かずにいれば助かるかもしれないと教えられる
バンポは言われた通りに、とらやさるがからかってきてもじっと動かずにいた
夢で見たように猟師が二人狙ってきてもじっとしているとちどりが出てきて助かったことが分かる
バンポは安心して口を閉じると死んでると思っていた猟師がびっくりしている間に川に逃げる

ぼんやりしたかわいい絵に反して、いい話

[ぶーふさんの感想 · 2005年11月23日]

昔、私（母）の国語の教科書にあった物語で、本屋さんで見つけた時に迷わず購入してしまいました。優しいバンポに再開出来て、とっても嬉しいですｖ

著者プロフィール

１９２５年生まれ、埼玉県出身。児童文学作家。『チョコレート戦争』など。１９９０年没。

「2010年 『イソップどうわ　２５話』 で使われていた紹介文から引用しています。」