ふえをふく岩 (おはなし名作絵本 20)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591005477

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  • 「はまの りょうしたちは、わかものを、
     ふえふきと 呼びました」

    リー族の人々の間に伝えられてきた美しくも厳しいお話。笛吹きの誠実さと二人の愛が発揮されたお話。まさに文化遺産。(9分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #ふえをふく岩 #君島久子 #丸木俊 #ポプラ社

  • 思いが強いわねー

  • 中国、海南島、リー族、原題「笛笛石」(ティティシー)、母親と暮らす若者、母親が肉を食べたいというので魚を市場で交換する、帰る途中で老人が肉を食べたいというので渡す、代わりにたけのこをくれる、言われた通りにたけのこを埋めると大きくなって、言われた通りに魚を取るカゴと笛を2本作る、魚がよくとれだんだん裕福になる、あるとき大きな貝がとれて中から竜王の娘が出てくる、ワニ大臣にお嫁にやれれるところを逃げてきたのだとか、ワニ大臣もかごに入ってカゴが大きくなってかぶさって岩になってしまう、怒った竜王が大波を起こすが休まず笛を吹いて波を鎮める、二人はいつの間にか岩になっていて、村を守る、ふえふき、母親、ひめさまは空に昇る

  • 君島 久子 (著), 丸木 俊 (イラスト)

    竜王の娘,嵐,由来譚

  • 君島久子の文、丸木俊の絵による、海南島に伝わる昔話をもとにした絵本。
    人や魚、鰐や龍、そして複雑に形を変える海の波、南の島の風物や幻想を描いた絵に情緒が感じられる。

  • 【11/2】学図。季節の本(おんがく)展示11/2~。(がっき-笛)(爺)(竜王)(民話-中国・海南島)

  • 2009.3.18

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著者プロフィール

君島久子 栃木県に生まれた。慶應義塾大学卒業、都立大学大学院修了。武蔵大学教授をへて、国立民族学博物館教授となる。中国民族学、文学を専攻、特に民間伝承および児童文学を研究。中国、東南アジア、日本を含めた広いアジア地域での比較研究をすすめている。1965年、『白いりゅう黒いりゅう』(岩波書店)、1983年、『中国の神話』(筑摩書房)で共にサンケイ児童出版文化賞を受賞。また1976年、『西遊記上・下』(福音館書店)で日本翻訳文化賞を受賞した。そのほか『ほしになったりゅうのきば』『たなばた』『しんせつなともだち』(福音館書店)、『チベットのものいう鳥』『王さまと九人のきょうだい』(岩波書店)、『アジアの民話』(講談社)、『月をかじる犬』(筑摩書房)など多数の著訳書がある。大阪府在住。

「2020年 『あかりの花 中国苗族民話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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