きつねの窓 (おはなし名作絵本 27)

著者 :
  • ポプラ社
4.27
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本棚登録 : 206
レビュー : 43
  • Amazon.co.jp ・本 (34ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591005545

感想・レビュー・書評

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  • きつねの窓 (おはなし名作絵本 27) 
    1977.04発行。字の大きさは…大。
    文は、安房直子さん。絵は、織茂恭子さんです。

    母キツネを鉄砲で撃たれた子ギツネが、猟師とお話しする物語です。

    この本を読み終って、えぇ……、これで終わり……。
    すぐ今度は、声を出して読んでみました。
    やはりこれで終わりかと……。
    これは、ページが後半抜けているのかと思い、本を調べても。
    そこでページ数を調べて34ページと有ります。
    そうすると、これで終わりかと納得しましたが。
    今度は、作者は、なにを言いたかったのか……?
    考えてしまいました。

    しばらくして、ふと、
    二度と会うことが出来ないものと、会うことが出来るおまじないが有れば……。
    両の指で三角を作って、そこに何が見えるか見てみると……。
    あぁ、会いたい人が、夢が、希望が、思い出が見えて来ます。
    2020.08.07読了

    • nejidonさん
      やまさん、こんにちは(^^♪ この本を読まれたのですね!
      児童小説にしてはちょっと変わっていて、大人の男の人が主人公と言う点。
      あとは、...
      やまさん、こんにちは(^^♪ この本を読まれたのですね!
      児童小説にしてはちょっと変わっていて、大人の男の人が主人公と言う点。
      あとは、読後の切なさですが、その切なさを感じ取れればもうじゅうぶんかと。
      小6の教科書にも載っていますが、授業でも決して教育的指導にならないようにしているそうです。
      作者の安房直子さんもそんなことは望んでないでしょうし。
      昔、私はこの本で読書会をやりました。皆さん喜んでましたよ(*^-^*)
      2020/08/07
    • やまさん
      nejidonさん♪こんばんは(^-^)
      コメント♪ありがとうございます。
      この絵本を読み終った時は、戸惑いました。
      いままで読んだ絵...
      nejidonさん♪こんばんは(^-^)
      コメント♪ありがとうございます。
      この絵本を読み終った時は、戸惑いました。
      いままで読んだ絵本は、単純にその中に作者が言わんとしていることが、読み取れるようになっていたものですから。
      あれ、何か見逃したのかなと思い、黙読でなく、音読で読んでみたのですが、解らず困っていました。
      しばらくして、ふと、両の指で三角を作って、そこに何が見えるか見てみると。
      その中に、母の元気な頃の顔がありました。
      ビックリして、もしかして、こういうことかと思ったのです。
      そして、そのままを感想に書きました。
      2020/08/07
  • どこかヒンヤリとした絵。
    世界観に引き込まれ、なかなか抜け出せなかった。

    窓から見える景色が切なくて心が震えるよ。
    非常に良質な物語。教科書に載るのも頷けるね。

    • nejidonさん
      はじめまして。
      【非常に良質な物語。教科書に載るのも頷けるね。】
      上の一行で、嬉しくなってコメントしています。
      この本は、わたしの人生を変え...
      はじめまして。
      【非常に良質な物語。教科書に載るのも頷けるね。】
      上の一行で、嬉しくなってコメントしています。
      この本は、わたしの人生を変えてくれた一冊です。
      あまりにも大切に思いすぎて、いまだにレビューが書けません(笑)

      ところで、「ルドルフ」のシリーズもお読みになったのですね!
      とても好きなシリーズなので、それも嬉しくなりました。
      本棚の魅力的なラインナップに、心惹かれます。
      また覗きに参りますね。まずは、フォローさせてください。
      2013/03/29
    • コトバアソビさん
      nejidonさん、コメントありがとうございます。

      この作品、世界観がすごく素敵ですよね。
      レビューが書けないという気持ち、ちょっと...
      nejidonさん、コメントありがとうございます。

      この作品、世界観がすごく素敵ですよね。
      レビューが書けないという気持ち、ちょっとわかります。
      歌や音楽や映画や芸術、時にスポーツの名場面など、
      あまりに自分の感性にハマったり、それを超越するものを目にすると、
      頭の中まとまらないですよね。(感覚違ったらごめんなさい)

      『ルドルフ』シリーズは人から勧めてもらったのですが、とっても面白かったです。
      勧めてもらって本当によかったなと思う作品でした。早く続きが読みたいです。

      本棚、魅力的と言われるとなんだか恥ずかしいです。
      基本的に読書家でもなければ深いこだわりもありませんので・・・
      何かとっておきの作品などあれば、また教えてください。

      では!
      2013/03/31
  • 究極のファンタジー、安房直子ワールドです。

    どうにかして、もう二度と会うことのできないものを見ることができるおまじないがあったら....?

  • 小学校のときにこの話を読んで
    「自分の窓には何がみえるか書きましょう」という
    作文の課題が出た。

    わたしはそこに
    引っ越す前になかよしだった女の子と自分を見て、
    もうきっと会えないその子との想いでを
    かみしめていた。

  • 図書館で目に留まり、読んだことがあるはずだとササッと読んだ。教科書に載っているお話と書いてある。

    ぼや~っと、思い出しながら「ぼくも そんな窓が ほしいな」という言葉はきっと読んだに違いない。
    そして、サンドイッチを持って、もう一度キツネに会いに行く僕。

    子どもの頃、物語に食べ物が出てくると内容よりもそれがいかにもおいしそうで夢中になった。
    今も、サンドイッチに胸キュンできっときっとおいしいだろうと思う。

    けれど、作家の生年を見ると戦中である。この僕も戦争で多くの大切な人を失った。そして、大事なことは失っただけではなく、この僕は(日本人は)被害者の立場というだけでなく、加害者でもあることが表現されていると感じられる。

    どうしようもないせつなさにあふれている。

  • 安房直子さんの大好きなきつねの窓を、絵本で。
    挿絵があるとイメージの膨らみ方が違うし、その挿絵も、けしてうるさくなく、寂しげでよかった。

  • 児童書には珍しく、哀愁の香りが漂う大人の男性が主人公。
    きつねに染めてもらった、青い指でこしらえたひし形の窓から見えたのは、一体どんなものだったのでしょうか。
    主人公の寂しい気持ちと、誰かを懐かしみ、愛しく思う気持ちが、心に静かに伝わってきます。

  • 悲しさが匂ってくる、美しいお話。主人公が大人の児童文っていいな。絵もわたしのイメージに合っていて、一層お話の世界が膨らみました。

  • 主人公が大人っていうのが、絵本としては珍しい。
    動物と人間の交流を描くいつもの安房節なのだが、ちょっと切ない感じが悪くない。

  • 幻想的で、とても切ない、心が締め付けられるようなお話。花びらで指先を染めてほしくなります。きっと誰しもが。

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著者プロフィール

安房 直子(あわ なおこ)
1943年1月5日 - 1993年2月25日
東京生まれの児童文学作家。、本名:峰岸直子(みねぎし なおこ)。
日本女子大国文科卒業。大学在学中より山室静氏に師事する。作品に『まほうをかけられた舌』『花のにおう町』絵本『青い花』(いずれも岩崎書店)、『白いおうむの森』(筑摩書房)『やさしいたんぽぽ』(小峰書店)などがある。『さんしょっ子』で日本児童文学者協会新人賞を、『風と木の歌』(実業之日本社)で小学館文学賞を、『遠い野ばらの村』(筑摩書房)で野間児童文芸賞を、『風のローラースケート』(筑摩書房)で新美南吉児童文学賞を受賞する。ほか、『きつねの窓』が教科書採用されており、よく知られている。
1993年、肺炎により逝去。

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