注文の多い料理店 (ポプラ社文庫―日本の名作文庫)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 89
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591008898

感想・レビュー・書評

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  • 注文の多い料理店をはじめ、多数の短編を収録。
    個人的に好きなのはどんぐりと山猫。
    昔よく読んでました。

    宮沢賢治の書く物語は何より不思議な世界観と独特な擬態語が特徴。
    擬態語が作中の登場人物(人でない場合も多いが)をいきいきと力強く表現しています。
    ちょっと大げさともいえる表現は、アニメーションと通ずるものがある。

  • 旅先(岩手県)の旅館のライブラリーに置いてあったので部屋でゆっくり読んだ。
    宮沢賢治の童話集は大人になってから読むべきものなのかもしれない。人間と自然との関わりを教えてくれる大切な授業のように感じる。なぜか気持ちが疲れているときに手に取りたくなる。

  • 有名な著者・宮沢賢治が書いた「注文の多い料理店」を読んだ。

    二人の若い紳士が、鉄砲を担いで、白熊のような犬を二匹連れて、山奥を歩いていた。すると、生い茂った木々の中に一軒の西洋造りの家が見えた。玄関には、「RESTAURANT 西洋料理店 WILDCAT HOUSE 山猫軒」という札が出ていた。
    二人の紳士は、店内に入ると「お客様方、ここで髪をきちんとして、それから履物の泥を落として下さい」と扉の内側に書いてあった。二人はその指示に従った。また、次の扉、そして次の扉と同じように指示が書いてある。
    二人はどうもおかしいと思いながら奥の部屋へ進んでゆく。
    この料理店は注文が多い。二人の紳士達は、自分らが食べられるということがだんだんわかってきたのである。
    二人が食べられそうになった時、二匹の犬達が店内に入り込み、部屋の奥にいるものに向かって飛んで行った。
    すると、「にゃあお、くゎあ、ごろごろ」という声がした。そして、突然、周りが煙のように消えてしまった。紳士達は、山猫に食べられる前に犬のお陰で助かった。
    文章を読むに従って、二人の紳士がだんだんと猫に食べられる材料として扱われてゆく情景が映像となって浮かんできて、映画を見ているようで楽しかった。

  • 2週連続朗読しました。
    9・10月使用。

  • 初めて読んだ時から忘れられない。

  • 最初に読んだ絵本が思い出せないので写真は好みで選びました。
    トラウマになる勢いで怖かった保育所時代。これのせいで動物苦手になった気がする。

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著者プロフィール

宮沢賢治(みやざわ けんじ)
1896年岩手県花巻市に生まれる。中学生の頃から短歌制作を開始し、盛岡高等農林学校卒業後、童話を書き始める。1921年に稗貫学校(のち花巻農林学校)の教師となり、詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を刊行。26年農学校を退職して、みずから農民となり、33年に37歳で病死。主な作品に、童話「風の又三郎」「銀河鉄道の夜」、詩「永訣の朝」「雨ニモマケズ」などがある。

「2019年 『セロひきのゴーシュ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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