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- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591009680
感想・レビュー・書評
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いろいろなお話が集まった短編集だった。
国語のワークに「おぼれかけた兄妹」の一部が出てきたから、これが読みたかった。全部を読んだら、妹を置いてにげちゃったところにドキドキした。でも自分も同じじょうきょうだったら、にげちゃったと思う。ぼくみたいにあわてんぼうだと、こういうときに自分のことばかりになっちゃう。こういうときも、他の人のことを考えられるようになりたい。
一番おもしろかったのは「一ふさのぶどう」。ぼくが、同じ学校のジムが持っている絵の具をぬすんでしまった話だった。先生が、ぼくのやってしまったことをわかったときに、注意はしても怒らないで、部屋で休ませてくれたのが、優しい。子どもの立場になって考えてくれるのが、いい先生だと思った。(小6)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
美しいものへのあこがれから、友だちの絵具を盗んでしまった。 子どもの心を描く。先生の白い手とぶどうの紫の対比がみごと。
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綺麗ですなんか。ちいさなことでも思い出っていいですねー。それが人の一部ならなおさら。逆に切なかったりするのですが。
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