一ふさのぶどう (ポプラ社文庫 A 100)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591009680

感想・レビュー・書評

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  • いろいろなお話が集まった短編集だった。
    国語のワークに「おぼれかけた兄妹」の一部が出てきたから、これが読みたかった。全部を読んだら、妹を置いてにげちゃったところにドキドキした。でも自分も同じじょうきょうだったら、にげちゃったと思う。ぼくみたいにあわてんぼうだと、こういうときに自分のことばかりになっちゃう。こういうときも、他の人のことを考えられるようになりたい。
    一番おもしろかったのは「一ふさのぶどう」。ぼくが、同じ学校のジムが持っている絵の具をぬすんでしまった話だった。先生が、ぼくのやってしまったことをわかったときに、注意はしても怒らないで、部屋で休ませてくれたのが、優しい。子どもの立場になって考えてくれるのが、いい先生だと思った。(小6)

  • 美しいものへのあこがれから、友だちの絵具を盗んでしまった。 子どもの心を描く。先生の白い手とぶどうの紫の対比がみごと。

  • 綺麗ですなんか。ちいさなことでも思い出っていいですねー。それが人の一部ならなおさら。逆に切なかったりするのですが。

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