うわさのズッコケ株式会社 (ポプラ社文庫 A 222)

著者 :
  • ポプラ社
4.10
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本棚登録 : 343
感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591028759

作品紹介・あらすじ

小学生ならだれでも読んでるぼくたちの愛読書"ズッコケ三人組シリーズ"。わがHOYHOY商事株式会社はあしたの日本経済をささえるために社員一同、日夜ガンバッておるのであります。どうか、わが社の商品を買ってちょうだい。

感想・レビュー・書評

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  • ズッコケシリーズ最高傑作。

    ぶっちゃけ、これと他のシリーズ作品競っても厳しいので殿堂入りにした方が良いのでは。

    なんだかんだいって、ハチベエは社長が似合う。

  • 一貫して全てが子どもの行動に注目されて描かれているなぁと感じた。

    色んな子ども、大人が登場するが視点は一貫して子ども。そしてご都合展開のような所もあるが、行動を起こせば何かしらの結果がでて、良いこともあり、悪いこともありと。子どもの行動力を刺激する本だなぁと感じた。

  • 会社をつくったからすごいです。

  • ズッコケシリーズの中でも自分の記憶に残っていた本で、
    イワシが良く釣れる港のところで、
    3人組が弁当やジュースなどを売る株式会社を作る、
    という話。
    いまになって読み直してみると、どのように出資金を
    集めてみるか、や、利子の扱い、分配金をどう設定するか、
    などなど、子ども同士の相談で金額を設定しているところが
    新鮮だったりする。
    設立した会社はもうけが出たところで事業をやめて
    しまうけど、その終わらせ方まで含めて子どもならではの
    感じがあって、面白かった。

  • 懐かしさで衝動買い。
    売れる売れないの単純なドキワク感に加えて、お金や働くことについても上手く織り交ぜ、大人になった今でも読み応えがある。
    小学生の頃読んだタイトルを思い出し、収集癖が疼く…

  • ズッコケシリーズで初めて読んだ本です。
    これがまた面白いんですよー
    お弁当やジュースを近くの釣り場の釣り人に売って行くお話。
    クラスメートに株みたいなのを買わせていたような…
    株式会社の仕組みが子供向けに解かれています。

  • シリーズ随一の良書だと思います。
    なぜかって?本当に本気を出して会社を作って
    利益まで出して、株式配当までやってのけるんだから。

    大人でも参考になる部分は多いと思うよ。
    特に利益を上げる部分。
    どうやれば利益を上げられるか、というのは
    同じパターンではいけないということね。

    最後のコメントが面白い。
    うん、疲れるよな!!

  • 釣り場で小学生が工夫して弁当や飲み物を売る話。
    子供の労働はタブーのよう。
    わたしが小学生だったら弁当なんこでラーメンやジュースとささっと計算してそこに届けるってことできる気がしない。
    めちゃくちゃしっかりした子供たち。

    そして、ツケのときにはハラハラした。
    高校の文化祭で手伝いして、働くってことの大変さをみを持って知ったというクラスメイトがいたけど聞くことと行動するってこうも違ういい例だと思った。
    放浪の画家は山下清画伯を思い浮かべる。

    和気藹々とした純真な子どもの話。

  • 子どもの頃に読んだものを懐かしく読んだ。

    商売の楽しさと厳しさを子どもにも分かりやすく読ませてくれる。
    フィクションの中で、安全に挫折を経験できることはよいことだ。
    途中、幸運にも恵まれて、商売は上々で終わるが、やはり経営者は大変だ。

  • #うわさのズッコケ株式会社
    #那須正幹
    #ポプラ社
    #児童書
    #読了
    めちゃくちゃ本格的に商売をする小学生3人組。どう展開しどう終わるのかすごく興味深いなと思いながら読み進められました。これ読んでる子賢いし賢くなります。間違いない。

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著者プロフィール

那須正幹(なすまさもと):広島県生まれ。児童書の大ベストセラー「ズッコケ三人組」シリーズ全50巻(日本児童文学者協会賞特別賞・ポプラ社)をはじめ、200冊以上の本を執筆。主な作品に『絵で読む 広島の原爆』(産経児童出版文化賞・福音館書店)『ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー』(野間児童文芸賞・ポプラ社)など。JXTG児童文化賞、巖谷小波文芸賞など受賞多数。

「2021年 『めいたんていサムくんと なぞの地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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