- Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591032503
感想・レビュー・書評
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おじいさんがシロという犬をとても可愛がって飼っていた。
あるとき、シロが吠えるので地面を掘ってみるとザクザクと小判が出てきた。
それを見た隣の意地悪なおじいさんがシロを借りて叩いて無理やり吠えさせると、地面からは壊れた茶碗や虫など汚いものが出てきた。
怒った意地悪なおじいさんはシロを殺して埋めてしまった。
おじいさんがシロのところにお参りに行くと1つの芽がすくすくと育って1本の木になった。
おじいさんはその木で臼を作ると、お米が小判にざくざくと変わっていった。
それを見た意地悪なおじいさんが臼を借りてお米を引くと、お米は全部汚いものに変わってしまった。
怒った意地悪なおじいさんは臼を燃やしてしまう。
おじいさんはせめて、と灰を持って帰る。
その帰り道で風が吹いて、灰が飛んでいく。
すると、枯れ木に花が咲いた。
おじいさんは面白くなって「枯れ木に花を咲かせましょう」と言っていると、お殿様が通って褒美をくれた。
それを知った意地悪なおじいさんが残っていた灰をかき集めてお殿様の前で灰を思いっきり投げると、上を向いていたお殿様や家来、そして意地悪なおじいさん自身の目にも灰が入る。
怒ったお殿様は意地悪なおじいさんを罪人として捕えるのだった。
おじいさんと意地悪なおじいさんの家が少し離れている描写で、灰が風で飛んでたまたま枯れ木に掛かるという流れがスムーズ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
寝かし付け用、物語絵本。
昔話の中でも、特に娘が気に入っている。(笑) ポチが好きなのか、桜が好きなのか?? 何故か小判の絵を見て「ウインナー!」と言う。(笑)ウインナー掘り当てても嬉しくないぞ。(汗)