ワルガキ、初恋をする (ジュニア文学館 14)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591048207

感想・レビュー・書評

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  • 9784591048207

  • 10年ぶりくらいの再読。
    内容も結構覚えていたし、初恋をするはそんなに好きだったイメージじゃないなぁと思っていたらぬかりました。
    もう最後には怒涛の如く泣かされました。
    過去を思い出し、全てを受け入れていく由宇と、その彼女をすこしでも助けたいと思って叫ぶ三人悪と、悪いと分かっていてもタブーを犯さずにいられなかった蒼龍の師匠と、その全てを始末するべく現れた蒼龍。
    とどめに、由宇の写真を持って葬列に参加する由宇の両親の姿を見ると、もうだだ泣きしか出来ませんでしたよ…!

    夢も何もかも持って逝ってしまった由宇の後、生まれた由宇が幸せであるように。
    彼女を愛する人たちも、由宇を失った傷は持ったままでも、幸せであるように。
    竜也兄と由宇の話を、改めて書きたくなりました。

  • 文庫で5冊出ているので終わり…かと思ったら違ったようです。
    2を読む前に読まねば…と。

    まず題名に驚き、内容を読んで納得。
    この時期は、こういう感じでした。

    今回はそれほど大騒ぎな状態にはなってなかったです。
    肉体的というよりは、精神的に大騒ぎ?
    むしろ土壇場ものはどうなのでしょう…?w
    結界もそうですが~と言いたいところですが
    そんな所もそれらしいよな(笑)

    ところでハードをはじめて読みましたが
    合間合間に漫画がついていて、ちょっとした楽しみに。
    今までのもついていたのでしょうか?

  • 地獄堂霊界通信シリーズ第4作。
    三人悪の家の近くに引っ越してきた由宇の話。
    蒼龍初登場、そしててつしの兄、竜也が活躍しています。
    このシリーズのここまでの中では、一番深いものがあった気がします。どうしようもない現実をてつし達らしく受け止めて、乗り越えようとする姿が良いです。他人の幸せを考えられるって、大切。

  • 「愛が恋愛だけじゃない」は深い言葉だと思う。

  • 地獄堂霊界通信シリーズ。十冊以上ある中でいちばん好きな一冊♪ これもなめてかかったら痛い目見ます(笑)深い。元気いっぱいな三人悪たちを始めとしたいろんなキャラがすごく魅力的です。この巻「ワルガキ、初恋をする!?」には号泣させられました。優しいひとになれたら。

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著者プロフィール

和歌山県生まれ。本シリーズの第1作目で産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。「ファンム・アレース」シリーズ(講談社)「大江戸妖怪かわら版」シリーズ(理論社)など、YA(ヤングアダルト)小説の作家。

「2023年 『妖怪アパートの幽雅な日常(26)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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