緑の森の神話 (心にのこる文学 25)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 280
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591051399

作品紹介・あらすじ

きこえますか?緑の声。愛、友情、生命の尊さを描く、珠玉の冒険ファンタジー。『誰かわたしの声を聞いて』夏休みのある日、突然テレビの画面にうかんだ不思議なメッセージ。その声に応えた小学五年生の樹は、"緑の王国"と呼ばれる世界を救うために、勇者として戦うことに。女王サラや緑の民たちとの出会い、冒険の日々のなかで、樹が知った真実とは…。

感想・レビュー・書評

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  • 小学生のときに読了。
    内容は朧げになってしまったけど、昔好きだった本で、登場人物の樹と翔が出てきたのは覚えてます。
    最近もう一度読みたくて探していたけれど、本のタイトルもストーリーも思い出せなくて、探せないと諦めていました。偶然発見して嬉しいです。

  • はじめて読んだのが小学校3年生の時でした。それ以来、大好きな童話です。

    主人公の、小額5年生の樹は、テレビの画面に浮かび上がった、『誰かわたしの声を聞いて』という言葉に導かれ、緑の国という世界を守るために、緑の国を脅かす敵と、勇者として戦うことになります。

    緑の国の女王である少女のサラや、緑の国の民たちと共に戦ううちに、彼らを大切に思うようになる樹。けれど、緑の国には、残酷な真実が隠されていたのです…。

    住む世界の違う少年と少女の出会いと、そこから生まれる想い、痛み、そして、命の尊さを、やさしく、まっすぐに語りかけてきてくれる、素敵な物語です。

  • 小学校の頃に読んだのをまだ覚えてる。忘れていたタイトルを思わぬきっかけで知ることができたので。

  • 小学校の図書館の中にあったこの本の題名、背表紙に惹かれて読んだのをよく覚えています。
    不思議な世界に、主人公と一緒に入り込んでいくようなお話。

  • 中学生のころ、カラフルと同じくらい何度も繰り返し読んだ、心に残る物語です。
    最後に主人公が、あの女の子と思しき美しい花に出会うシーンは、朧げながら忘れられず、記憶に残っています。
    みずみずしい文章で描かれた、自然系ファンタジーです。

  • 環境問題や家族愛などメッセージがたくさん詰まった冒険ファンタジー。とても感動的でした。

  • 小学生の頃に読んだこの本を大人になって再び読んでみたら、なかなか良いお話だった。自分に子供が出来たら読んでほしい。

  • 童話です。でもこれはたくさんの人に読んでもらいたい童話です。
    なんとなく不穏な空気を漂わせている今だから言えることなのかもしれないけど。
    子どもから大人からたくさんの人に読んで欲しいです。特に国を司る人たちに!

  • 小学校の時読みました。
    図書室の最奥にあってあまり人が読んだ形跡がありませんでした。確か内容は環境を大切にと励奨する内容だったと。

    昔のことなのであまり覚えていません...

  • 小学生のとき読んでから、今だにタイトルがするっと出てくる名作。

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著者プロフィール

1985年に少女マンガ家として、87年に小説家としてデビュー。91年刊行の小説『時の輝き』が110万部のベストセラーとなる。講談社ホワイトハートの人気シリーズ『アナトゥール星伝』や同コミック版(ポプラ社)、KCデザートコミックス『天使のいる場所~Dr.ぴよこの研修ノート』『永遠の鼓動』、小説『制服のころ、君に恋した。』『天国の郵便ポスト』『幸福のパズル』(以上、講談社)『乙女の花束』『乙女の初恋』(ポプラ社)といったマンガ、小説の他、エッセイ、絵本、詩集、料理本、CDなどで幅広く活躍。2017年に小説家デビュー30周年を迎えた。


「2023年 『きみと100年分の恋をしよう きみがいるから』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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