宮沢賢治 (おもしろくてやくにたつ子どもの伝記 6)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591057575

感想・レビュー・書評

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  • 「理想を胸に、ひたすら土を愛し、農家を愛し、人びとの心にふれるたくさんの詩や童話をのこしていった、賢治の崇高な生涯を描きます。」

  • 宮沢賢治のことを知るにはわかりやすかった。
    岩手出身でお金持ちの人だったんだね。
    そしてめちゃくちゃ頭がよくて農学、科学、天文学、宗教学といろんな分野に精通してたから、詩や童話をかけたんだなー。
    でも法華経にはまりすぎて家族と喧嘩になったり、結局は自立した生活ができてなかったりと、人として弱い部分もある人だったんだね。
    そしてveganだった。 

    こころに残った文は、むかし、わたしたちの父の時代は、まずしくも楽しく生きていた。そこには農民たち心の支えとなる芸術や宗教があった。それなのに、いまわたしたちにあるのは、ただはたらき、生きることだけである。心の支えであった宗教は、科学におきかえられた。ただその科学だけでは、人の心はすくえない。科学は冷たく人間をつきはなしてしまう。わたしたちはあたらしく正しい道を行って、わたしたちの理想とするものを作らなくてはならない。その素晴らしい芸術で、暗くつらい仕事を美しいものにするのだ。ここにわたしたちのつくりだすべき、楽しい仕事がある。

  • 宮沢賢治の本はいっぱい読んだけど、
    こんなすごい人が書いた本だったんだなぁって思った。

    注文の多い料理店も他の本も、
    あんなにおもしろいのに、最初は売れなかったって、
    びっくりした

  • チビ1号、移動図書館にて

  • 6月:先生の好きな本、オススメ本

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著者プロフィール

奈良県生まれ。昭和女子大学名誉教授。児童文学評論、民話研究、創作と幅広く活躍。絵本に『おじいちゃんのごくらくごくらく』『まよなかのたんじょうかい』『ミツバチぎんのおくりもの』(以上、鈴木出版)、『お母さん、ひらけゴマ!』(ポプラ社)など多数。

「2020年 『いろりから でてきた くろい て』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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