母をたずねて (世界名作ファンタジー51)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 43
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591060278

感想・レビュー・書評

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  • いつかテレビで見たのも覚えていたようです

    マルコすごいな
    こんな息子になってくれたらと思ってしまいます

  • 1歳9ヶ月
    マルコのように、何事にもくじけずに頑張ってほしい。
    こちらはかなり内容が縮小されているので後日一冊のちゃんとした本を購入。
    私の方が気に入った。

  • イタリアのジェノバに住むマルコの家は貧しくて、ついにお母さんがアルゼンチンのブエノスアイレスに出稼ぎに行くことになった。
    月に一度の手紙だけがお母さんとのやりとりだったが、あるときから手紙が来なくなってしまう。
    お父さんもお兄さんも仕事が忙しいのでマルコがお母さんに会いに行くことにする。
    船に乗ってアルゼンチンのブエノスアイレスに行くとお母さんが頼った人の家はコルドバに引っ越ししてしまったことを知る。
    コルドバまでの汽車賃はないので途方にくれていると、船で知り合ったおじいさんが声を掛けてきた。
    酒場で事情を話すと周りの人たちが協力して汽車賃を出してくれた。
    汽車に乗ってコルドバにつくと、その一家はまたしても引っ越ししていたことが分かった。
    今度はツクマンというところだったが、そこまでの手段がない。
    マルコは町に来ていた商人に何でもするのでツクマンまで乗せてくれるよう頼む。
    ツクマンは通らないが近くまでなら行くのでそこまでなら、ということで乗せてもらう。
    マルコは一生懸命働き、ツクマンの近くの村で降ろしてもらう。
    ツクマンまで歩くには遠いが頼りになるものはない。
    マルコは靴が破れても歩き続け、ついにツクマンに着く。
    実はお母さんは病気に掛かっていて、家族と離ればなれのまま遠い地で命を落とそうとしていた。
    そこへマルコが現れ、親子は抱きしめあったのだった。

    「母をたずねて三千里」もタイトルは知っていても内容は知らなかった。
    最初から生き別れだと思っていたら、出稼ぎに出ていたとは。
    周りの人の優しさもあってイタリアからアルゼンチンのツクマンへ…。
    無事に再会出来てよかったと思える。

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