安楽椅子の探偵たち (Little Selectionsあなたのための小さな物語 2)
- ポプラ社 (2001年4月30日発売)
本棚登録 : 65人
感想 : 15件
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- Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591067581
感想・レビュー・書評
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どれも面白かった!
「多すぎる証人」(天藤真)が一番強く印象に残る。
ただ謎解きだけでなく、人の情がどうしようもなく絡むのが好きなんだ…。
「大誘拐」読み返したくなった。 -
ミステリ短編集。アンソロジー。
ケメルマン『九マイルは遠すぎる』が収録。
ベン・ヘクト『十五人の殺人者たち』は、設定が秀逸。
天藤真『多すぎる証人』は、証言者が証言しなかったことという着眼点が良い。
世界の良作ミステリを気軽に楽しめる一冊。 -
筒井康隆の「ロートレック荘事件」を読んで【障がい者が出てくるミステリー】つながりで、このアンソロジーの最後に入っていた天藤真さんの「多すぎる証人」を思い出しました。障害のある少年が刑事からの話を聞くだけで犯人を突き止める小気味よいストーリー。小・中学生向けのアンソロジーだそうですが、他の3作も心に残る作品ばかりで、とても面白かったです。編者の赤木かん子さんのアンソロジーをもっと読んでみたいと思いました。
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中高生用に集められた安楽椅子探偵ものの短編集。すばらしい作品ばかりそろってます。
安楽椅子探偵とは?という問いに対する解答になる本ではないでしょうか。
読み終わった後、想像力を磨きたくなりました。