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- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591069615
作品紹介・あらすじ
出てこないで、わたしのなかのミュリエル。多重人格、妄想、自閉-心の病とたたかう少年たちの、謎に満ちた精神世界。病者の心の闇に、治療者が命がけで立ち向かったとき、感動のドラマがはじまる。精神科医の豊富な臨床経験がつむぎだす、愛の物語。
感想・レビュー・書評
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非常に考え深い一冊。
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精神に問題(本人たちにとっての)を抱えた少年少女たちと治療者らとの交流を描いた話が幾つか。一話目は患者同士の色合いが強いけども。ちなみに著者は精神科医であり、全ては臨床経験を踏まえたフィクションとのこと。だからなのか、患者たちが無理な快復をしたりといういかにも嘘らしい嘘は一切無い。治療者たちが理想的だと思う。現実には一人一人の患者に対してそこまで熱心に(固執するのではなく)接するのは難しいだろうな。
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精神病のことを知らないあたしにも読める話なのでみんなにも読んでほしいなぁ。
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