ワルガキ、最悪の危機 (ミステリー&ホラー文学館 9 地獄堂霊界通信2 VOL. 3)

著者 :
  • ポプラ社
3.91
  • (10)
  • (9)
  • (13)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 55
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591070260

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 4-591-07026-3.

    地獄堂霊界通信2〈Vol.3〉

    ワルガキ、最悪の危機(クライシス)

    (ミステリー&ホラー文学館) 9.

    作:香月日輪(こうづき ひのわ)
    絵:前嶋昭人(まえじま あきひと)

    発行所:株式会社ポプラ社

    2001年12月 第1刷

  • あー、なんか懐かしい感じ。
    街の中の話だし、昔の地獄堂みたい…と思って読んでいたら、本当に以前ボツになっていた話を描いたものだったよう。
    なるほど、どうりで…と思ったのですが、何かちっょとだけノスタルジックでした。

    ミッタンが三人悪と一緒にメインを張っています。
    それが嬉しくもあるけれど、ミッタンには最後まで三人悪は単なるワルガキ、だけどなんかちょーっと気になるんだよな、というスタンスで行って欲しかった気もします。
    前嶋さんの絵は、こういう話の方がやっぱり迫力がありますよね!
    クライマックスの絵は鳥肌が立ちました。

    そしてこの巻の竜也兄のカッコイイこと…!
    しかし彼の心境を思うと、本当に胸が痛い回でした。

  • 題名通り、最悪の危機、でした。
    今回はワルガキ3人+不良警官、おまけ兄?w

    敵は悪霊でも幽霊でもなく、人間。
    やはり何よりも人間の方が怖いです。
    悪霊になったら…どうにもなりませんが
    やりたい事は分かっている分、人より楽かと。

    今回も色々と共感できるものがあります。
    こうならない世界はただひとつ、人のいない世界だけ。
    けれど、隣に誰かがいて、だからこそ楽しくて幸せだと思う。
    その感情をちゃんと分かっていてほしい、です。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

和歌山県生まれ。本シリーズの第1作目で産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。「ファンム・アレース」シリーズ(講談社)「大江戸妖怪かわら版」シリーズ(理論社)など、YA(ヤングアダルト)小説の作家。

「2023年 『妖怪アパートの幽雅な日常(26)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

香月日輪の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有川 浩
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×