ワルガキ、最悪の危機 (ミステリー&ホラー文学館 9 地獄堂霊界通信2 VOL. 3)
- ポプラ社 (2001年12月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591070260
感想・レビュー・書評
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あー、なんか懐かしい感じ。
街の中の話だし、昔の地獄堂みたい…と思って読んでいたら、本当に以前ボツになっていた話を描いたものだったよう。
なるほど、どうりで…と思ったのですが、何かちっょとだけノスタルジックでした。
ミッタンが三人悪と一緒にメインを張っています。
それが嬉しくもあるけれど、ミッタンには最後まで三人悪は単なるワルガキ、だけどなんかちょーっと気になるんだよな、というスタンスで行って欲しかった気もします。
前嶋さんの絵は、こういう話の方がやっぱり迫力がありますよね!
クライマックスの絵は鳥肌が立ちました。
そしてこの巻の竜也兄のカッコイイこと…!
しかし彼の心境を思うと、本当に胸が痛い回でした。 -
題名通り、最悪の危機、でした。
今回はワルガキ3人+不良警官、おまけ兄?w
敵は悪霊でも幽霊でもなく、人間。
やはり何よりも人間の方が怖いです。
悪霊になったら…どうにもなりませんが
やりたい事は分かっている分、人より楽かと。
今回も色々と共感できるものがあります。
こうならない世界はただひとつ、人のいない世界だけ。
けれど、隣に誰かがいて、だからこそ楽しくて幸せだと思う。
その感情をちゃんと分かっていてほしい、です。
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