きみの知らないところで世界は動く

著者 :
  • ポプラ社
3.03
  • (17)
  • (53)
  • (267)
  • (44)
  • (15)
本棚登録 : 698
感想 : 89
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591077979

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 結構長編作だったが、苦になく読めました。

  • セカチュー読んだあとに読みました。設定が似てるけどこっちのほうが面白い。とにかくジーコの存在が大きい本。

  • 片山恭一の長編。生と死の両面を細やかに描写してます。

    「片方の手で鉄の把手をつかみ、シーソーに横向きに腰を下ろしている痩せっぽちの少女。その情景はまるでシュールレアリスムの絵のなかから抜け出してきたみたいだった。」

  • 若さゆえの思考と行動が、時に人を追い詰めることもある。
    そんなことに気づかされた1冊です。

  • 「世界の中心で、愛をさけぶ」の後に読んだせいか、ワンパターンに感じました。でもこちらのほうが先なんですね。ラストは予想外で少し驚かされました。片山恭一は、タイトルをつけるのが上手です。なんとなく手にとってしまいます。

  • 「世界の中心で愛をさけぶ」より前の作品です。確かにだぶる部分はありますが、内容としてはこちらが上かも(笑)
    高校性カップルとニヒルな同級生。愛し合ってるカップルだが、大学生になり女性が拒食症、過食症に陥る。同級生は、二人の解説者的役割だったんですが・・自分と周囲の兼ね合い、難しいですね。

  • ジーコがいない世界でも、世界は止まらず動いていくんだなと思った。

  • 片山さんので一番 ジーコに起こることが意外で哀しかった

  • 『世界の中心で愛を叫ぶ』より面白い。ジーコの哲学がいいなあ。ひょっとすると世界に普通のひとなんていないかもね。

  • 片山恭一とりあえず読んだけど,そんなに好きじゃない。

全89件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

昭和34年(1959年)愛媛県宇和島市に生まれる。愛媛県立宇和島東高等学校卒業。1977年九州大学農学部に入学。専攻は農業経済学。1981年同大学卒業、大学院に進む。1986年「気配」にて『文学界』新人賞受賞。1995年、『きみの知らないところで世界は動く』を刊行。はじめての単行本にあたる。2001年『世界の中心で、愛をさけぶ』を刊行。その後、ベストセラーとなる。近著に『世界の中心でAIをさけぶ』(新潮新書)、『世界が僕らを嫌っても』(河出書房新社)などがある。福岡市在住。

「2024年 『含羞の画家オチ・オサム—美術集団「九州派」の先駆者—』 で使われていた紹介文から引用しています。」

片山恭一の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×