血族の物語 下 (ポプラ・ウイング・ブックス 17)

著者 : ピーター・ディッキンソン 斉藤健一

• ポプラ社 (2003年8月1日発売)

作品紹介・あらすじ

水をもとめて旅を続ける"血族"の者たちの行く手には、もやにとざされた底なしの湿原が。この湿原をぬける以外に、"血族"が生きのびる道はない!夢見がちな少年コーは、こっそりと湿原に足をふみいれ、奇妙な信仰と習慣をもつ湿原の民と遭遇する。言葉をもたないかれらと何とかして親しくなり、湿原をぬける道を見つけてやるんだ、と心に誓うコーだが-。二十万年前のアフリカを舞台に、イギリスで人気の実力派ストーリーテラーがつむぎあげる、冒険と成長の異色ファンタジー後篇。10代〜一般まで。

感想・レビュー・書評

[はなださんの感想 · 2008年4月8日]

厚いです。ものすごく分厚いです。
下まで読了できたらきっと「やった・・・」という気分になるはずです。

[あけさんの感想 · 2008年1月30日]

人の本質とか、本能に根付いたところを見たような気がします。結局は現代の人間も人類としての道を歩み始めたばかりの人たちと指して変わりはないんだなぁと感じました。物語の間に挟まれている昔話も、本編の面白さに花を添えています。非常に面白い物語でした。

[溺れるモノさんの感想 · 2006年6月12日]

積読中。未読のため、★５つ。