酒呑童子 (日本の物語絵本 3)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591078419

感想・レビュー・書評

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  • 御伽草子を元に再話した鬼退治の物語。とんでもなく強く、悪く、怖い鬼を、源頼光率いる強者が、山伏に化けて、攫われた姫達を助ける。半分は「鬼ごろし」という不思議な酒のおかげ。めでたしめでたし。

  • 鬼ってアンガイだらけてるんだね。
    お酒なんてのんじゃってさ。
    もっとずっと人をおそってるんだと思ってた。(S8)

    M5にはまだ難しい内容だったようで途中で飽きる。
    腕を切り取られて取り返すという話と思い込んでいたので、読み終わってあれ?
    茨城童子だったかな。
    京の町を荒らしまわる酒呑童子一味を帝の命をうけた豪傑のめんめんが成敗する。
    大将は武勇にすぐれ、ひとにしたわれ、妖怪変化ものともしない、源頼光。
    三百人力とうわさもたかい、渡辺綱。
    鳥や動物の言葉がわかる、坂田公時。
    水がへいきの、藤原保昌。
    火をつかう、碓井貞光。
    うらないの名人、卜部季武。
    もう少しそれぞれの戦いぶりをみたかった。好きだなあ、豪傑の面々って。
    酒呑童子の頭に住んでるフクロウの存在も面白い。

  • 「むかし、酒呑童子とよぶ鬼がすんでおった。せたけはみあげるほども高く、牛や馬などひとひねり!

    丹羽の国大江山に、酒呑童子と呼ばれ、都の人々におそれられている鬼が住んでいた。童子は都で暴れ、金、銀、財宝をとっていく。あるとき、ついにみかどは、源頼光を大将とした6人に、酒呑童子の退治を命じたのだった…。

    『御伽草子』の中のスリリングな物語。日本の物語絵本。」

  • 昔話をきちんと絵本にしていて読みごたえあり。

  • むかしばなし

  • 2019/02/05読了

  • 鬼たいじの話は、色々あるわね

  • 武勇に優れた源頼光を大将に、三百人力の渡辺綱、鳥や動物の言葉が分かる坂田公時、水が平気な藤原保昌、火を使う碓井貞光、占い名人のト部季武、計6人の豪傑VS.、酒呑童子を筆頭に茨城童子、岩熊童子、虎童子、黒鉄童子など何十何百の鬼達

  • 節分に合わせて娘と読みました。有名な鬼退治の話ですが、ちょっと古めかしい言葉遣いや和歌の掛け合いなど、幼児向けの昔話とは違う雰囲気でよかったです。源頼光や渡邊綱といった豪傑の名前もしっかり出てくるので、隣の部屋にいた歴史好きの中学生の息子まで興味をひかれて寄ってきました(笑)

  • ≪県立図書館≫

    子供達、鬼のお話は気になるみたいで、真剣にきいていた。
    鬼話の典型的なお話なのだけれど
    ふくろうがでてきたり、川をわたったり
    子供には、他のお話との細部の違いが、おもしろいようだ。

    わかりやすいお話だった。

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著者プロフィール

1931〜2010年。奈良県五條市に生まれる。
日本児童文芸家協会会長、梅花女子大学教授などを歴任。主な作品に『新十津川物語』全10巻、『山へ行く牛』(偕成社)、『サーカスのライオン』(ポプラ社)などがある。1993年、北海道新十津川町に「新十津川物語記念館」が開設される。
紫綬褒章・旭日小綬章を受章。

「2021年 『かくれみの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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