- Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591079317
感想・レビュー・書評
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竜の出てくる話しはとにかく好きな私(笑)、これはまだ読んだことがなかった一冊。娘にはエルマー以来で、初めての竜が出てくる物語。
二年前なら怖がったかもしれないけど、ドキドキハラハラが楽しめるように成長した娘(6歳)は、続きが気になって仕方ないものだから、毎回「もうひとつだけ読んで!?」攻撃が止まらず。読後感も良くてこれから田舎へ帰る子の長期休み入り前の読み物には、わくわく感が残るのでおすすめ。挿絵のイメージから夏休み前の特集に入れたい一冊。
トリモチって、私も実物見たことないなぁ…ほんとにそんなすごい威力なんだろうか…?
こちらの物語では竜がちょっと怖い相手として描かれているので、今度は可愛い竜やら、優しい竜やら、神々しい竜やらのお話もまた読んであげよう…!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まあ、面白くないってこともないよね。でも、特に面白くもないよね。
カエルの名前は草野心平リスペクトか?
富安陽子は多作だから波があってもしょうがないけど、この程度の作品をたくさん残すより、少なくていいから良い物を書いてほしいと思う。 -
おじいちゃんの家にむかう電車の中。山のてっぺんにうす黒い雲がぽっかりかっているのをみたおじいちゃんが、あれは竜の巣にちがいないという。そして、おじいちゃんが子どもの頃にまよいこんだ竜の巣について話してくれる。
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おじいちゃんが二人の孫息子に話して聞かせる龍のお話。
カエルたちとのつかの間の友情。
中学年向き -
おじいちゃんが、子どもの頃、山で遊んでいて、知らずに竜の巣に入ってしまった体験を孫達に話すという設定。竜に使われているカエル達との友情もあり、読後は清々しい快さです。
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日常に入り込む不思議。
怖いなかにも優しさと笑いがあり、教科書のお勧め本にあるのも納得な感じがしています。 -
中級~。教科書に掲載されてる本だがハード版は絶版になって手に入らないのが残念。
人間と人間ではない不思議なものとの心の交流をあたたかく、楽しくハラハラドキドキさせながら描いています。
読み手に様々なテーマを投げかける富安陽子さんの「ブックパワー」あふれるおはなしです。
人間の器の大きさは、一体なんだろう。