彩花がおしえてくれた幸福

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感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591079362

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  • (2015.08.11読了)(2015.08.07借入)
    著者は、1997年の神戸児童連続殺傷事件で殺害された山下彩花さんの母親です。
    娘さんのことや娘さんの死をきっかけに考えた「生と死」について書いた著作が二冊ありますが、この本は、その後について書いたエッセイです。
    彩花さんを偲んで小学校に植えられた桜のこと、自分の乳癌のこと、夫の脚の骨折のこと、息子さんのこと、犯罪で子供をなくした方々の会のこと、等が記してあります。
    少年Aの両親とも何度かあっているとのことです。
    積極的に、社会に関わって生きている様子がわかります。

    【目次】
    まえがき―未来のために
    彩花桜
    出会い
    しあわせ
    仕事
    告知
    手術、そして「童話」
    アメリカで学んだ「心のハグ」
    『鉄道員(ぽっぽや)』
    同じ痛みを抱えて
    祈り
    マザーズ・ドリーム

    息子
    妙なる法則
    生きていくということ
    人生の先達たちと
    もうひとつの家族の物語  東晋平

    ●決してわからない(37頁)
    私に必死で寄り添ってくれようとする意味の「山下さんの気持ちは決してわからないけど」という言葉が、私には一番ありがたいものでした。
    ●賠償金(148頁)
    現実問題として、多額の賠償金を払い続けていくということをまっとうしようとすれば、大変な苦痛を背負い続けることになるでしょう。そのことで、加害者側に万分の一でも痛みを共有し続けてもらいたいというのが、遺族の思いです。罰を与えるとか、復讐するとかではなく、こちらが死ぬまで背負うものの重さを、少しでも知ってもらいたいということなのです。

    ☆関連図書(既読)
    「彩花へ―「生きる力」をありがとう」山下京子著、河出書房新社、1998.01.02
    「彩花へ、ふたたび―あなたがいてくれるから」山下京子著、河出書房新社、1998.12.25
    「「少年A」この子を生んで……」「少年A]の父母著、文芸春秋、1999.04.10
    「淳」土師守著、新潮文庫、2002.06.01
    「犯罪被害者の声が聞こえますか」東大作著、新潮文庫、2008.04.01
    「なぜ君は絶望と闘えたのか」門田隆将著、新潮文庫、2010.09.01
    「天国からのラブレター」本村洋・本村弥生著、新潮文庫、2007.01.01
    (2015年8月15日・記)
    (「MARC」データベースより)amazon
    「酒鬼薔薇事件」で娘を亡くし、その後、乳ガンを発病。母として多くのものを失いつつも、なおそこにある「幸せ」とは? 被害者の兄の軌跡を追った東晋平のエッセイも併録。

  •  
    ── 山下 京子&東 晋平《彩花がおしえてくれた幸福(しあわせ)20031109 ポプラ社》誤19970402
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4591079368
     
    ♀山下 彩花 竜が台小学校四年生 19861109 神戸 19970323 10 /殴殺 0316 殴打/賢治&京子の長女
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/19970210
     少年A=酒鬼薔薇 聖斗 ~ 神戸連続児童殺傷事件 ~
     
    (20150611)
     

  • 苦難から逃げる生き方ではなく
    顔を上げて真正面から受け止める生き方が
    出来るようになりたい

  • 少年Aの母親には思うところがあるというのが
    たくさんは書かれてないのにひしひしと。
    「生きる力」は読んでよかったけど、こちらは。。

  • 「神戸児童殺傷事件」の被害者のお母さんが書かれた本です。切なくて涙なしには読めません。でも読後さわやかな本です。3部作で、ほかに2冊出されています。

  • 1997年、神戸市須磨区で起きた「酒鬼薔薇事件」で最初の犠牲者となった山下彩花ちゃんのお母様が綴った3冊目の手記。2005年、この事件の犯人は社会復帰している。
    愛する娘を無残にも殺され、必死に生きる中、乳癌で乳房までも失う。それでも、暗闇の中にいながらも、光を探し、光の中で生きようとする姿や、究極の悲しみと苦しみに耐えることに裏打ちされた強さに心を打たれました。なんてすばらしい人なんでしょう。尊敬しています。
    しかし、マスコミには腹がたちます。話をでっちあげたり、24時間見張られていたり、夜中に玄関のドアを叩きインタビューを求めてきたり、玄関の前に三脚を立て、カメラをセッティングをされたり・・・。被害者家族がマスコミからこんな仕打ちを。サイテー!

  • 母と娘の絆が生死すら超越する。乳癌という運命の嵐が、更なる高みへと著者をいざなう。

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