バスをおりたら… (絵本のおもちゃばこ 2)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 219
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591082188

感想・レビュー・書評

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  • 水彩画風の絵が例えようもなく素晴らしい。特に草原の美しさ、広さが魅力的。他の絵もとてもいい。女の子の表情もいい。バスに乗りたかった女の子。待望のバスに乗り、どこかで降りたけど、そこからが素敵な冒険だ。さて、ちゃんと帰れたかな。

  • 見開きで描かれる一面の背の高い植物たちに
    埋もれてしまう小さな女の子…
    ざわざわした雰囲気や不安な様子がリアル

  • 「いちょうの 木の てっぺんには、いちばん星」

    炭鉱の街は赤平だろうか。美しい街だった。今でもしっかりと覚えてる。(4分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #バスをおりたら #小泉るみ子 #ポプラ社

  •  長い距離を学校まで歩いて通っている“わたし”。ある日、暑さを我慢できず、ついにバスに乗る。でも、バスは家とは違う方向へ。慌ててバスを降りたけれど……。


     図書館本。
     バスに車掌さんが! 作者さん、1950年生まれだそうで。今の子たち、バスの車掌さんって知ってるかな???

     なかなか知識を要する絵本で、“わたし”がバスを降りて、そこが炭鉱の町だと判断した理由……これ、見たことない人の方が多いのでは? 「これ、なーに?」と聞かれた大人が答えに詰まりそう。私も実は……何のための物か、何と言う物かは知らない(笑)。
     良い絵本だとは思うが、世代や居住地によって共感できる・できないの差が激しいと思う。

     可愛い感じの表紙からの予想を裏切り、なかなか怖い絵本だった。北海道の田舎で道に迷って適当に進むと、マジでこうなりますよ……(笑)。

  • 紙を埋め尽くすような絵によって 彼女の孤独に対する恐怖や不安なきもちが私に乗り移った すこーしだけだけど怖かった

  • 図書館本。私の選定本。遠路はるばる通う小学生。都会で生まれ育つ長女には想像の世界。原体験の話を少ししてみる。

  • ぼくだったら、ちゃんとおかあさんのいうことをきいて、あついなつでもあるいてかえってくる。

    • daigohyakushimaさん
      いうことをきくかくりつ2%だね。はなしのながれがわからないけど。
      いうことをきくかくりつ2%だね。はなしのながれがわからないけど。
      2019/05/12
  • 去年の課題図書に選ばれていたみたいで
    借りてみました

    畑広すぎてびっくり
    帰れてよかったよかった

  • 学校から遠い家の子でいつもひとりで帰ってくる

    夏の暑い日バスにのったら
    炭鉱の町までいっちゃって
    帰ってくる話

    草原やとうもろこし畑が広すぎてびびる
    よかったよ帰ってこれて・・

  • 見開きいっぱいに大胆な構図で描かれている絵が素晴らしい。孤独、不安、安堵…主人公の女の子のその時々の心情を見事にあらわしている色使いも◎。物語よりも絵に魅入る作品。

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著者プロフィール

小泉るみ子
北海道生まれ。早稲田大学文学部卒業後、本格的に絵を学ぶ。児童出版美術家連盟会員。絵本、雑誌、教科書、挿絵の分野で活躍。代表作に子どものころの暮らしと美唄の四季を描いた「小泉るみ子四季の絵本」シリーズ(ポプラ社)がある。児童書のさし絵に「かんぱいシリーズ」(童心社)『チョコレートと青い空』(そうえん社)『天風の吹くとき』(国土社)、絵本に『バスをおりたら…』(ポプラ社)『森のほんやさん』(文研出版)など多数。

「2021年 『富士山のむこう側』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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