愛を想う

  • ポプラ社
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本棚登録 : 91
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (101ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591082706

感想・レビュー・書評

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  • シンプルだけど深い。読んでいるとその光景がふわっと浮かんできて好き。
    ふわっと仄暗いところが好き。

    家族とは修羅でしかない日々ありて軟部に石鹸こすりつけてた 29ページ
    問うなかれ疑うなかれ立ちつくす鳥居のように腕をひろげて 54ページ

    • けいたんさん
      こんばんは!
      私も東直子さん読んでいました♪
      前もこんな事あったような…(≧∇≦)
      深いですよね。この人の作品はそんな感じの作品が多い...
      こんばんは!
      私も東直子さん読んでいました♪
      前もこんな事あったような…(≧∇≦)
      深いですよね。この人の作品はそんな感じの作品が多いのでしょうか。
      2017/03/17
  • 書籍は絶版になっているようで「こんな素晴らしい本が、ありえない!」と思わず憤慨してしまいましたが、kindle版があるとしってほっとしました。

    短歌も、イラストも、素晴らしい!

    こんなに透明感溢れていてこんなにも大人の心情を描けるだなんて、なんという素晴らしい作家さんだろう、東直子さん、、、とうっとりしてしまった。

    結構、たわいのない(高校時代のおしゃべりのような)シーンが描かれていたりするのですが、それも、彼女の手にかかると、なんともあまずっぱく、それでいて、確かで、しばし、その世界に浸っていたくなる。

    怠惰なる少女じわじわ涙する「たましいなんて欲しくなかった」

    例えばそんな作品にふくまれた、なんという濃密な情景よ。
    彼女の眼差しを羨ましく感じた。

    是非、読んでほしい。そんな一冊です。

  • 中央線、東西線に南北線、どこへもゆけてどこへもゆかず

  • ハルニレのあの丘にきてふりかえる犬はどんなにさびしいだろう
    あかいあかいゆうひのなかにだめになりそうなあなたがいそう、いそうだ
    走りすぎて痛かった胸なぐさめる目をあけたまま空を消したい
    ここで泣いた。思いだした。生きていた。小さな黒い虫になってた。
    -愛についての切れ切れの想いを女性歌人とイラストレーターが
    形にしました。

  • うーん?
    私には、いまいちピンとこなかったな。
    奥が深いのか、価値観とズレているのか。
    いずれとも、わからない。

    でも、短歌はいいなぁ。(最近の個人的ムーブメント)

  • ほかで目にした歌たちと比べて言葉つきが良い意味で無防備に感じました。挿画は実直だなあという感じ。

  • 「愛を想う」ことっていうのは、陽だまりのようにあたたかく、ついうとうと眠くなってしまうとだけ思っていたのだけど、ぼっかり空いた穴にはまらない寂しさみたいのも伴う、と思った。この東さんの60首の愛の歌には、相手よりももっと向こうにある漠然とした何かに向かってる気がして、そのもっと向こうの何かってその実自分の影かもなって思うと、ぼっかりついでにまた寂しくなる。とても好きだ。

  • 切ない、切ない。短歌

  • 水をあゆむように夜の道をゆき過去をふたりでつなげてあそぶ
    やさしすぎるパパのまなざしするひとにさようならと言えそうでした
    中央線、南北線に東西線、どこへもゆけてどこへもゆかず

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著者プロフィール

歌人・小説家。児童書や絵本の著作も多く、幅広いフィールドで活躍している。第7回歌壇賞受賞。『いとの森の家』(ポプラ社)で坪田譲治文学賞を受賞。主な歌集に『春原さんのリコーダー』『青卵』、小説に『とりつくしま』(いずれもちくま文庫)、『晴れ女の耳』(角川文庫)、絵本や児童書に『キャベツちゃんのワンピース』(絵・わたべめぐみ あかね書房)、『そらのかんちゃん、ちていのコロちゃん』(絵・及川賢治 福音館書店)、『あめぽぽぽ』(絵・木内達朗 くもん出版)などがある。

「2020年 『くまのこのるうくんとおばけのこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

東直子の作品

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