ぼくたちの生きる理由(わけ): ホスピス病棟405号室 (シリーズ・未来へのつばさ 1)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591083499

作品紹介・あらすじ

横浜甦生病院ホスピス病棟。ここでは、もうこれ以上治療することがむずかしいと診断された、末期ガンなどの患者たちが生活している。「死」について考えることは、「いのち」について考えること。心をかよわせて、からだの痛みだけでなく心の痛みもとかしてゆく、小沢竹俊医師と患者の交流を見つめたノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  • 『13歳からのいのちの授業』という本を読んでからこの本にたどり着きました。患者さんの言葉、患者さんの家族の言葉、医師の言葉…それぞれの立場でそれぞれが思い発する言葉が印象的で、自然と涙が出てきます。読後感がとても良かったです。

    近い将来の死を意識して初めて、今の生を見つめ直すことが出来るのかもしれませんね。『13歳からのいのちの授業』と似た内容もありますが、異なる視点、構成で描かれているので、併せて読んで良かったです。

  • ホスピスで人生の最期を世話する現場の話し。
    そこには、一般の医師が挑む「病気を治す行為」とは異なる世界観がある。

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著者プロフィール

児童文学作家。(公財)日本動物愛護協会常任理事。著書『ドッグ・シェルター』(金の星社)で、第36回日本児童文学者協会新人賞を受賞。執筆の傍ら、動物愛護センターから引き取った愛犬・未来をテーマに、全国の小中学校を中心に「命の授業」(講演会)を展開。主な著書に、『犬たちをおくる日』(金の星社)をはじめ、累計45万部突破のロングセラー「捨て犬・未来」シリーズ『捨て犬・未来 命のメッセージ』『捨て犬・未来、しあわせの足あと』ほか(岩崎書店)、『捨て犬未来に教わった27の大切なこと』『いつかきっと笑顔になれる 捨て犬・未来15歳』(小社刊)など多数。

「2023年 『うちの犬(コ)が認知症になりまして』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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