コーラムとセフィーの物語: 引き裂かれた絆 (ポプラ・ウイング・ブックス 24)

  • ポプラ社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (543ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591083512

感想・レビュー・書評

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  • 白人と黒人―もし彼らの立場が違ったら。
    セフィーは黒人の大統領の娘、コーラムは貧しい白人であり、彼らは差別される。
    幼いころよりの友情は、やがてどうしようもない差から追い詰められ、断ち切られてゆく。大人になって再び出会った彼らは、決断を迫られる。
    別の世界のようだった。息が付けないスピード感で、先へ先へと進められる。最後はこれしかなかったのか、と問われ考えさせられる作品でした。

  • 名著だと思います。
    押し付けがましくなく、説教くさくなくいろいろなことを考えさせてくれます。
    ロミオとジュリエットと比較されていましたが、主題はまったく違う本でしょう。
    本国英国では続きが出ているらしいので・・・英語がよめたら・・・。

著者プロフィール

作者。1962年、イギリスのロンドンに生まれる。児童文学のほか、演劇、テレビドラマの脚本も書く人気作家。人種差別やいじめなどの社会問題をあつかった作品も多く、世界中で読まれている。その他の訳書に、『うそつき』、『コーラムとセフィーの物語』(ともにポプラ社)、『ハッカー』(偕成社)、『雲じゃらしの時間』(あすなろ書房)がある。

「2021年 『きけんなゲーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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