怪人二十面相 (少年探偵)

著者 :
制作 : 藤田 新策 
  • ポプラ社
3.80
  • (57)
  • (77)
  • (88)
  • (4)
  • (2)
本棚登録 : 674
レビュー : 81
  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591084120

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 甥の誕生日プレゼント 1/3冊目。
    初めて読んだが面白い!怪盗二十面相と、初めて対峙する明智小五郎と小林少年。そして少年探偵団の結成の巻。これはワクワク感いっぱいです。
    私が実際に読んだのはポプラクラシックだが、こちらは小学生の頃、背表紙の絵が怖くて手に取れなかったので、今まで読んだことがありませんでした。でも、中の挿絵が良くて、明智探偵がカッコいい!

  • 小学生のころにはまってシリーズ全巻読破しました。なつかしい。

  •  「うちの子、本を読まないんだけど、どうやったら本を読むようになる?」
     ここでレビューをお書きになっている方なら、一度はされたことがあると思います。

     私が本を読むようになったのは間違いなく親父の影響です。
     わが家は本に関しては割りと何でも買ってくれる家でしたし、仕事から帰ってきた親父が晩に僕らを連れて本屋に行くこともよくありました。
     もちろんそういうことも影響しているとは思います。が、僕の記憶の原風景には、リビングで寝っ転がって本を読んでいる親父の姿がありました。特に僕と弟がアニメを見ている後ろで本を読んでいたのが印象に残っています。

     親父は興味の赴くままに色々読んでいたようですが、一貫して好きだったのは推理小説でした。
     僕が小学校に上がったくらいだったと思います。あるとき、江戸川乱歩を読んでいた親父に「何読んでんの?」と聞いたら、親父はこんなことを教えてくれました。
    「この江戸川乱歩というのは、日本に推理小説を持ち込んだ一人やねん。この変な名前は、エドガー・アラン・ポーという外人の作家の名前に漢字を当てたもんなんや」
     この話が妙に頭に残っていたので、学校の図書館で江戸川乱歩の少年探偵シリーズを見つけたとき、手に取りました。
     親父に見せるつもりで持って帰ると、親父は怪人二十面相と明智小五郎の話をしてくれました。その話に興味がかき立てられ、初めて小説を読んだのが本書、というわけです。
     それから何冊か少年探偵シリーズを読んだ頃、ちょうどクリスマスの時にいつもプレゼントをくれる伯父に江戸川乱歩を読んでいる旨、手紙に書きました。すると伯父はその年のクリスマスプレゼントに、図書館にあるのと同じハードカバーの少年探偵シリーズを10冊、贈ってくれました。

     この間、書棚を整理しているとその少年探偵シリーズが出てきて、懐かしくて本書を読み返してみました。

     改めて読んでみてビックリしました。
     放送禁止用語連発じゃないですか!(笑)
     カットしようにも、話の構成上「き○がい」と「乞食」が出てこないと話が進まないので無理です。
     文庫化された際にどう修正されているのか確かめましたが、前者は「気がちがったのか」と動詞化されており(それで何ほど違うのかがよくわかりませんが…)、後者はそのままでした。確かに、そこだけルンペンないしホームレスと書き換えてあっても違和感だけが増大します。

     逆に、大人になっても相変わらずわからないのが、二十面相が来ているロシアの「ルパシカ」という服です。画像検索をかけても、だぼっとした東欧の大黒様みたいな服もあれば、オシャレなイケメン野郎のカーディガン画像が出てきたりと、余計わけがわからなくなりました。

     あと、夢中になって読んでいた小学生の頃は、少年探偵シリーズを「推理小説」だと思って読んでいましたが、全然違いますね。
     江戸川乱歩の思惑としては、日本に推理小説を根付かせるためには、まず子供に推理小説っぽい冒険小説を読ませるのが良い、という狙いで少年探偵シリーズを書いた、と聞いたことがあります。それはなるほどと思うのですが、それにしても、小説で変装をテーマにするのは、よくよく考えるとシュールです。わかるわけないじゃん!(笑)


     色々書いてきましたが、未読の方には特にご一読をオススメします。大人が読んでも充分楽しめると思いますよ。

  • 2017/10/11

  • 二十面相と明智の会話シーンが一番ワクワクした。

  • 改めて読むのは初めてで、最後にはちゃんと捕まると知らなかったので、明智くんに負ける怪盗が何だか可愛いです。きっと冷や汗たらたらで、手を握られてるときにどんどんびちゃびちゃになったのではと思うのですが。しっかりしてるのかと思いきや詰めが意外に甘い怪盗に愛着が湧きます。

  • 少年探偵団結成の巻。
    記憶では小林少年登場のときにはすでに探偵団がいたような気がしていましたが記憶違い。

    新装版の挿絵でも、仏像がにゅっと拳銃を突き出すくだりは空恐ろしいです。

  • 少年探偵シリーズ第1弾。

    コナンとキッドとの対決の原点を見た気がした。

    変装名人というのは面白いけど、考えようによっては実にズルい設定だ。
    二人の対決をもっと読んでみたい。

  • 顔を20も持つ、「怪人二十面相」現る!

  • 私と江戸川乱歩の初対面でした。
    叔母が買ってきてくれた。
    途中で買うのをやめてしまった気がする…

著者プロフィール

江戸川乱歩(えどがわ らんぽ)
1894年10月21日 - 1965年7月28日
日本を代表する小説家・推理作家。三重県生まれ。ペンネームの江戸川乱歩は、小説家エドガー・アラン・ポーに由来。早稲田大学で経済学を学びながらポーやドイルを読む。様々な職業を経験した後、大正12年、雑誌「新青年」に「二銭銅貨」でデビュー。昭和22年、探偵作家クラブ結成、初代会長に就任。昭和29年、乱歩賞を制定。昭和32年から雑誌「宝石」の編集に携わる。昭和38年、日本推理作家協会が認可され理事長に就任した。代表作に『D坂の殺人事件』、『陰獣』、『孤島の鬼』、『怪人二十面相』、『幻影城』、『探偵小説四十年』など。少年探偵団シリーズは絶大な人気を博した。

怪人二十面相 (少年探偵)のその他の作品

怪人二十面相(1) Audible版 怪人二十面相(1) 江戸川乱歩

江戸川乱歩の作品

ツイートする