怪奇四十面相 (少年探偵・江戸川乱歩 文庫版 第 8巻)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591084199

感想・レビュー・書評

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  • 待っていました、少年探偵団シリーズのお宝探しの回。

    前回の宝探し[大金塊]も、とても面白かったので期待したが、今回も想像通りワクワクが止まらない一冊でした。
    小林少年の活躍、四十面相のキレのある立ち回り、そして明智先生の切れ者っぷり。
    魅力的な要素がふんだんに盛り込まれていて、ワクワクしないはずがありません。

    ただ1つだけ。毎回、四十面相が苦汁を舐めることになってしまうので、もっと明智先生、小林少年をアッと言わせる展開が来ることを期待しています。

  • 巻末の解説(中島河太郎)で、後の刊で明かされる二十面相の正体をネタバレするのはどうなの…。(2021.8.15)

  • なんだかんだでいい人よね、二十…いや、四十面相さん。
    必死になって小林君助けようとしてくれるし、小林君もそれをわかっていて罠を仕掛けるという…。ある意味とても分かりやすい人なのね。
    今回は小林君大活躍。とくにこの文庫版はイラストが素晴らしく美少年に描かれているので、小林君ファンにはたまらない、かもしれない。
    しかし、背中に背表紙背負って移動というのはどうだろうね…。

  • 【あらすじ】
    何度つかまっても牢をぬけだす怪人二十面相。今度は名前を「四十面相」とあらため、どうどうと脱獄を宣言した。秘密をさぐるため拘置所にやってきた明智小五郎は、二十面相との面会のあと、なぜか世界劇場の楽屋へ…。劇場では「透明怪人」事件のしばいが、まさに上演されている最中だった。

    【感想】

  • 怪人二十面相改名!!

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著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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