ぼくらのケ-タイ3 days (Dreamスマッシュ! 7)

  • ポプラ社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591088210

感想・レビュー・書評

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  • うーん、単体としては悪く無いのだけど、直近に読んだ、「こちら地球防衛軍」のほうがうまいなと思った。
    というか、執筆時期もこちら地球〜の少しあとだった本作は、地球〜とストーリーやキャラクターがほぼ同じのような気がする。
    地球のほうが纏まりがよかったのが残念。
    オズバーガーというお店も地球〜によく出てきたよね。

    ケータイの普及直前の世界、というのが今見るとなかなか新鮮だ。

    オリカさんがいい人でよかったよね。
    そしてスナックの話はなんだったのよ。

    やまだないとの挿絵は豪華ではあるが、内容に合っていたのかはなんとも言えない。

  • 小学生の頃とても面白かったと思った記憶が残っていて、図書館に行った時に発見して、懐かしくて思わずまた借りてしまった。
    子供の目線からだと楽しめる作品だと思う。自分の子供の頃に戻った気持ちで読んだ。
    二人の友情物語がとても眩しく、青春という言葉を連想する作品。一気に読み進められる。

  • 「小学校卒業、その春休みになにかしたい」省吾と雄介は塾の春期講習をサボって期限付きプチ家出を計画する。小田急線に乗り、箱根湯本に到着したが、改札を抜ける前にひと騒動!そのうえ、省吾は食料バッグを亡くしてしまう。どうなる、プチ家出!?
    チビで真面目で、時間やお金にもきっちり派の省吾。背が高くて大人っぽい、感情的な雄介。親友の2人は「ぼくらのケータイ3DAY」に続く冒険をする。旅で出会う人たち、特に箱根の別荘で拒食症のリン。いろんなピンチを乗り越えて、成長していく現代っ子の姿がまぶしい。良書!

  • 小4の娘が、『犬と私の10の約束』を読んだあとで、同じ作者の本が読みたいと借りたもの。
    小6の省吾と雄介は、拾ったケータイにかかってきた電話やメールに興味を持ち、ケータイの持ち主を探し回る。
    二人のクラスは学級崩壊気味。授業を抜け出す雄介を探そうとしない担任、門限やゲームの決まりなどの細かいことにはうるさいけれど、実際に二人が何をしているのかまるで気づかないそれぞれの両親。
    親の目で読むと、なんだかなーの話なのだが、子どもにはそれなりに面白いらしい。

  • どきどきの連続で一気に読めてしまう作品です。ケータイって色んな空想が膨らむんですよね。現代機器と現代っ子をうまく絡ませてあって、とても面白かったです。男の子達の友情も心温まります。

  • 物語の主人公は小学6年生の少年二人。
    早く大人になりたいと思っていたり、門限があったり、仲のいい雄介と少し隙間が出来てしまったりと、読んでいて懐かしい気持ちになってきます。
    男の子の友情話は大好きだっv

  • 店のポリバケツの中から見つけたケータイの持ち主は…。

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著者プロフィール

さとうまきこ・作:1947 年、東京に生まれる。上智大学仏文科中退。1973年、ベトナム戦争の脱走兵と少女の交流を描いた「絵にかくとへんな家」(あかね書房)で日本児童文学者協会新人賞を受賞。「ハッピーバースデー」(あかね書房)で野間児童文芸推奨作品賞を受賞。2005年「4つの初めての物語」(ポプラ社)で日本児童文学者協会賞を受賞。そのほか主な作品に、「わたしの秘密の花園」、「犬と私の10の約束 バニラとみもの物語」、「14歳のノクターン」(以上ポプラ社),「ぼくらの輪廻転生」(角川書店)、「9月0日大冒険」、「千の種のわたしへ ―不思議な訪問者」(ともに偕成社)、「ぼくのミラクルドラゴンばあちゃん」(小峰書店)などがある。

「2016年 『なぞのじどうはんばいき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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