- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591088425
感想・レビュー・書評
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恥ずかしながら初めて読むオズの魔法使い。
なるほど、主人公はオズではなくドロシーなのね。
仲間たちと一緒に西の魔女を倒しに行くドロシー。
ドロシーの強い女の子ぶりに惚れ惚れするし、
おくびょうなライオンや心臓のないきこり、脳みそがほしいかかしなど、仲間たちも表情豊か。
ほかの訳も読んでみたくなった。
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児童文学の王道。
今でもふと読み返したくなります。
ハリケーンに吹き飛ばされ、知らない土地へやってきた女の子ドロシーが、仲間を作りながら家へ帰るため冒険する物語。 -
昔読んだことあるとは思うけれど、細かいところはほとんど覚えていなかった。
ブリキの木こりが最初は人間だったとか、大魔法使いのオズが本当は魔法の使えないただの人間だったという点。
でも、かかし、木こり、ライオンにした魔法は素晴らしい。
思い込み、信じる力こそ魔法。
ブリキの木こりがヤマネコの首を切り落としたり、西の魔女の40匹のオオカミと40匹のカラスと40匹のハチを殺すという展開は意外だった。
ライオンも最後の方で森の魔物を殺していたし、少し残酷な気もする。
ドロシーが最初から家に帰る銀の靴を手にしていたというのは、幸せが身近なところにあるようで面白いと思う。 -
ドロシーは家に帰りたい。
かかしは脳が欲しい。
ブリキは心臓が欲しい。
ライオンは勇気が欲しい。
仲間それぞれの目的は違うけれどお互いの目的の為にみんなで力を合わせて旅をする。
目的が違ってもってのはなかなかおもしろいなぁと色んな思考を働かせながら読んでみたんですがおもしろかったです♪