- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591090879
作品紹介・あらすじ
あのズッコケ三人組も28年を経て、不惑の歳を迎えた。さて、ハチベエ、ハカセ、モーちゃんの人生は-。
感想・レビュー・書評
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☆3.5
本を好きになるきっかけを作ってくれたズッコケ三人組。
そんな彼らが、小学生から中年に。
大きな変化ですが、それでも昔と変わらぬ雰囲気で読めました。それって凄いことだと思います。
所々に出てくる小学生時代のことを忘れていたことと、オチが弱かったことが少し残念でしたが、中年になった三人の姿をもっと見たいと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「懐かしい!」と思って借りた直後に那須先生の訃報が届いて、虫の知らせみたいだなぁと感じながら読みました。小学生の頃に読んで以来のはずなのに、当時読んだ記憶が少しずつ蘇ってきて、記憶って脳内のどこかしらに残ってるものだなぁと。当時は「ズッコケ株式会社」が一番好きでした。主人公3人の確立されたイメージが強すぎてフィクション感は拭えなかったものの、やっぱりワクワクしたし、歳を重ねての描写は共感できることもちらほら。ハカセのラストは教師冥利に尽きるよね。続編のage41も置いてあったので、続けて読みたいです。
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設定が妙にリアルなダメ親父設定で辛い
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めっちゃ懐かしい。小学生の頃読みまっくた。
クラスメイトは記憶にあるけど、怪盗Xの記憶なし‥‥‥
中学になってからは読んでなかったからかな、この際本編制覇するかー。 -
たまたま見つけて、懐かしさのあまり思わず手に取ってしまいました。
私の読書の原点ともいえるズッコケシリーズ。
まさか50冊も出ていたとは知らず、小学生の頃どこまで読んだのか…。
正直、あまりにも古い記憶でほとんど覚えていませんでしたが、彼らが40才になっても冒険しているのが羨ましいやら微笑ましいやら。
内容云々より、登場人物や話の読みやすさから、とにかく懐かしい気持ちになりました。 -
設定がシュールっていうかリアルだったので、
どんな流れになるのかなーとドキドキだったんだけど、
最後は平和なドキドキっていういつものオチで。
20年前の僕がドキドキしながら
布団の中で読んでたズッコケシリーズ。
それが今でも面白いっていうのが面白い! -
話に気持ちが入っていかず、読書を中断した。残念。
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子ども時代に夢中になった本は、角野栄子のおばけのあっちシリーズや、星新一の短編集や、角川スニーカー文庫の広井王子のやつとかあれこれあるけれど、いちばん夢中になって読んだのが、ズッコケ三人組シリーズだ。
この本を読んでいなかったら、文学に携わる仕事はしていなかったかもしれない。そう考えると、児童文学って人生を変えちゃうぐらいすごい存在なのかもしれない。
さて、大人になった三人組。とにかく懐かしい!30年ぶりぐらい再会なのに、すぐに打ち解けられる感覚。読んでいる自分の姿はきっと、小学生に戻っているのだろう。三人ともあの時のまま大きくなっていて、仕事も人生もセリフも、なんかイメージ通りで、那須正幹さんはすごいなあと思った。まるでほんとうに生きている人間がそのまま歳をとったかのように描くんだもん。ストーリーも、あの時のようなドキドキを感じさせてくれた。 -
自分が子どもの頃に始まった物語が、大人になった今も続いていることに感動。ルールがあるからこそ楽しめることもたくさんあると、3人組から教えてもらった気持ちです。那須センセイ、ありがとうございます。
著者プロフィール
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