ズッコケ中年三人組

著者 :
  • ポプラ社
3.22
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本棚登録 : 562
感想 : 102
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591090879

感想・レビュー・書評

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  • 期待は裏切らず
    子どもの頃に夢中で読んだあの勢い
    40歳になって、結婚して、子どもがいて。キャラクターごとのライフスタイルも違和感なし。

  • うお~、激懐かしい!

    あの三人が、中年かあ~・・・
    いつのまにか、年越されてしまった。

    ちゃんと大人になってて(エロおやじ・・・)
    スナックのママとか出てきたり、
    現実に飽き飽きしてて。

    そこにちゃ~んと、怪盗Xが。
    やっぱり児童文学だ。

  • 小学生だったズッコケ三人組が、中年になって帰ってきた。42歳を迎えようとしている3人組は、仕事や子育てに邁進中。そんな中、モーちゃんの中学生になった娘が学校でいじめに遭い、ハチベエの息子が高校を辞めると言い出し・・・子どもの頃に、ズッコケ三人組を読んでいたので、彼らのその後を知られる作品として面白かったです。(2010.1.6)

  • なつかし。

  • なーつーかしー!
    小学生の頃、ひたすら読んでましたねぇ。
    2004年まで続いてたとは知りませんでした。小学生で株式会社や怪盗と対決までしてたのか。
    で、40歳のおっさんになってまで怪盗と対決・・?思いっきり生活感出してるのに違和感あるなぁ〜。
    児童文学の延長ですね。ほのぼのしました。

  •  花山第二小学校6年1組の時、数々の事件に首をつっこんだ名物3人組も、いまや40歳となり立派な中年に。今は別の道を歩き、家庭を持ったり仕事をしたりとそれぞれの生活を送っていた。そんなある日、レンタルビデオ屋で仕事中、モーちゃんはかつての敵に遭遇することになる。その名は怪盗X。ずっとなりをひそめていた彼が長い時を経て、もう一度怪盗として活動することにしたらしい。

     私も子供時代にズッコケシリーズを愛読して育った。おそらく当時出ていた全巻揃えていたと思う。ハチベエ、ハカセ、モーちゃんが活躍する数々の話は、詳細こそ覚えていないものの、シリーズで一貫したそれぞれのキャラや設定は強烈な印象で今もまだ覚えていることが多い。そんな彼らが40歳になって、どんな風に成長しているのか。ハチベエが、クラスのマドンナとではなく、いつも憎まれ口を叩きあっていた安藤圭子と結婚していたのはなんとなく嬉しいものがあったし、ハカセがいまだ独身で学校の教師になったというのもイメージ通りで頷ける。モーちゃんは大人になったら意外に一家の大黒柱として誰よりも安定した生活を営んでそうなイメージだったのだけれど、結婚はしているものの妻の実家とうまくいっていなかったり、職が長続きせず、いまだアルバイト店員なのは今の世を反映しているのか(苦笑)。学校の周りをかけずり回っていた3人は、中年になって居酒屋やクラブやホテルにその活動範囲を変えたものの、それぞれの役割分担や性格はほとんど変わらず。懐かしいなぁ。子供時代に読んでいた本・キャラクターが、こうして大人になった姿で再び楽しめる作品は、きっと他には無いだろう。

  • 懐かしい。
    2009.6.26

  • 続編:他の方の評を見ていると賛否両論あるみたいですが,
    私はこれはこれで楽しめたかな 
    ハカセに関する部分が読んでいて おっ となったり

    しかもこのほかにまた続いているのですね ズッコケ 
    先が気になるところです
    その前にオリジナルを読みとおさねば

  • 夢も希望もありゃしないささやかな現実だけどまあこんなもんだし楽しいよね!みたいな笑って良いのかがっかりして良いのか楽しんで良いのか複雑な気持ちです。ストーリーはものすごく「児童書の推理物」って感じでした。

  • 三人組の未来がコンビニ店長・実質フリーター・中学校教師と妙にリアリティ追求しすぎで少年少女時代にズッコケ三人組を読んでいた大人の夢を壊す(笑)一冊。児童書時代の株式会社を作ったり、無人島に漂流した展開には子供ながらワクワクドキドキしたものだが…。
    ただ、三人組の人生にリアリティをとことん追求しておきながら、テーマは怪盗?というのはちょっと違和感。とりあえず、次回作もあるらしいのでそれを読んで判断したい一冊。

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著者プロフィール

那須正幹(なすまさもと):広島県生まれ。児童書の大ベストセラー「ズッコケ三人組」シリーズ全50巻(日本児童文学者協会賞特別賞・ポプラ社)をはじめ、200冊以上の本を執筆。主な作品に『絵で読む 広島の原爆』(産経児童出版文化賞・福音館書店)『ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー』(野間児童文芸賞・ポプラ社)など。JXTG児童文化賞、巖谷小波文芸賞など受賞多数。

「2021年 『めいたんていサムくんと なぞの地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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