ぼくらの家出3 days (Dreamスマッシュ! 11)

  • ポプラ社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591092156

感想・レビュー・書評

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  • 「小学校卒業記念に、なにかしたい」省吾と雄介は塾の春期講習をサボって、期限つき家出に出発します。小田急線に乗り、箱根湯本についたが、改札をぬける前に、ひと騒動!そのうえ、省吾が食料バッグをなくしてしまい…。どうなる省吾!?どうする雄介。

    そんなものかもしれないけれど家出の目的や二人の行動が中途半端で読んでいてダレる。そんな二人に味があると感じるなら楽しめると思うけれど。私のしたプチ家出(20年以上前)も”なんとなくプチ家出”だったしな 笑。 

  • 家出…計画して家を出た。
    めっちゃ考えているなぁーって思った

  • 話がどんどん進んでいき、自分も同じ時間に入り込んでいるような気分になる。
    たったの3日間がとても深く詰まっていて、自分も昔は1日がとても長く感じていたのを思い出した。
    物語にも登場人物の心情にも入り込めて、とても楽しかった。
    自分に子供が産まれたら、読ませたいなと思う作品でした。

  • 小6、12歳の省吾と雄介。9月25日、町で携帯を拾った。まだ生きている携帯からはカツアゲの電話や教育ママからのヒステリックな声が聞こえてくる。いったい、この持ち主はいったい誰だ?!はじめは遊ぶだけのつもりだったが、携帯の持ち主がマシュー・デブキは家出したらしい、これを2人で解決しようぜ!ってことになった。高学年になって背がぐっと伸びてかっこよく、ちょっと不良っぽくなった雄介に、省吾は時に逆らえなくなってきた。クラスでも最近2人で浮いてるかんじ。でも、携帯をめぐつ3日間で二人は親友になっていく。
    結局、携帯は中学生の細木一(はじめ)のものだった。省吾と雄介にはげまされ、女神様だと思いを寄せる同級生と話しできた細木さんは、いじめっこの同級生たちとも戦い、カツアゲをやめさせる。男の子の友情・成長物語。

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著者プロフィール

さとうまきこ・作:1947 年、東京に生まれる。上智大学仏文科中退。1973年、ベトナム戦争の脱走兵と少女の交流を描いた「絵にかくとへんな家」(あかね書房)で日本児童文学者協会新人賞を受賞。「ハッピーバースデー」(あかね書房)で野間児童文芸推奨作品賞を受賞。2005年「4つの初めての物語」(ポプラ社)で日本児童文学者協会賞を受賞。そのほか主な作品に、「わたしの秘密の花園」、「犬と私の10の約束 バニラとみもの物語」、「14歳のノクターン」(以上ポプラ社),「ぼくらの輪廻転生」(角川書店)、「9月0日大冒険」、「千の種のわたしへ ―不思議な訪問者」(ともに偕成社)、「ぼくのミラクルドラゴンばあちゃん」(小峰書店)などがある。

「2016年 『なぞのじどうはんばいき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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