- Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591093061
作品紹介・あらすじ
おまえは誰だ。姿をあらわせ、顔を見せろっ!蒼き皇子ラーマが今、覚醒する-。2000年前から紡がれた史上最強の冒険ドラマ。すべてのファンタジーの原点にして最新作。
感想・レビュー・書評
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有名過ぎてだれもが聞いたことのある「ラーマーヤナ」。
ですが、これは、ヴァールミーキの「ラーマーヤナ」を翻訳した作品ではありません。
それでも、「ラーマーヤナ」への導入の書としては、最適で、面白い作品です。
残念なことに、6巻までは翻訳されましたが、売れ行きの問題か、完訳されていません。
完成はしてますので、読める方は、原書で続きをお楽しみいただけます。
それは無理、という、私のような方には、この本の原点である「ラーマーヤナ」を、この小説の続きから、どうぞ♪
物語の波に飲み込まれていれば、多少の読みにくさは気にならなくなったりしますよね?
そんなこと、ありませんか?
2012年に入って、久しぶりに出版され始めました。
今なら、絶版に苦しめられずに、日本語訳版を揃えるチャンスです、という理由からオススメします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
はまった。面白い。
ラーマーヤナってどんな内容だろう。と軽い気持ちで読み始めたら、数章進んだら次を急ぎたい気持ちに。
インドの二大叙事詩、古典というくらいだから、この話を元にして作られたものがたくさんあるんだって。それを考えたり、想像したり、思い出したりするのも面白い。
インドの雰囲気を思い浮かべながら。 -
ラーマーヤナを土台にしたファンタジー。原典とはいろんな意味で異なりますが、(原典自体いろいろありますし・・・)面白くて一気読みです。これからの展開が楽しみです。
インドって意外と何も知らない国なので、いろんな意味で皮膚感覚が伝わってきてこれも興味深いです。
ファンタジー大好きさんにはおすすめです。 -
続刊がないため、残りは、普通にラーマーヤナを読むことになりますが、入り口としては、入りやすいかと思います。
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興味はあったけど古典という事でとっつき難い印象のあったラーマーヤナ。
現代風(?)になっていたのでとても読みやすい。
でも、きっと原典とはだいぶ違う部分もあるんだろうなぁ、という印象。
でもハラハラドキドキして、先が気になる~。 -
見慣れないカタカナ文字(名前とか地名)に苦戦して、結構読みにくかった。
視点もあちこちに飛ぶので、物語の道筋が全く分からない。
3分の2くらいまで読んで、やっと意味が掴めてきた。
で、続編はとても面白そうな感じがする。
初めの方の読みにくさといい、物語の世界の大きさといい、
何となく「指輪物語」に雰囲気が似ている。 -
2000年前から紡がれたインド古典の大長篇叙事詩が、現代に蘇る。蒼き身体を持つコーサラ国の皇子、ラーマ・チャンドラの壮大なる冒険ストーリー。イギリスで話題沸騰、全世界で300万部突破のファンタジー。
一度読んでみたかったんだよね〜。
翻訳が、私とは相性悪いからなかなか気持ちが乗らないのだけれど、でも一気に読み進められました。