Gold rush!ぼくと相棒のすてきな冒険 (ポプラ・ウイング・ブックス 34)
- ポプラ社 (2006年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591093351
作品紹介・あらすじ
ぼくと妹たちを育ててくれた、若くてきれいなアラベラおばさま。今度はぼくが助けてあげなくちゃ!ジャックは、アラベラおばさまの危機を救うため金鉱でひと山当てようと、ゴールドラッシュにわくカリフォルニアへと向かった。相棒は執事のプレイズワージィ。南アメリカ大陸をぐるっと回る長い船旅をして、あらっぽい金鉱ほりたちが集まる西部の町へ。はたしてジャックと相棒は、無事に金をほりあててボストンにもどれるのだろうか?ゴールドラッシュ時代のアメリカを舞台にした、わくわくする冒険と成長の物語。対象:10代〜一般。
感想・レビュー・書評
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タイトル通り、ゴールドラッシュの頃の話。
ボストンの元良家のお坊ちゃまと執事の冒険談。
落ちぶれてしまった家の危機救うべく、ゴールドラッシュで沸きかえる西部へ。
最初から不運に見舞われて密航する羽目になったり、船上で悪党を捕まえたり、
とんでもない嵐を乗り越えたり、小金を集めたり、大量の金を発掘したり…。
と、出来すぎでしょ!という部分もちょっとあるけれど、少年の気持ちになって
一緒に笑ったり、ハラハラしたり、手に汗握ったり。
最後の最後まで、笑わせてくれる楽しい冒険談でした。
小学校高学年向きかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
半年かけて東海岸から西海岸へ〜ぼくは両親が死んで凋落し掛けているボストン生まれの12歳だ。カリフォルニアで金が見つかったと聞いて執事のブレイズワージーと密航した。ボイラー室での仕事を得,仲間を得て,苦労をしながらもお宝を手にした。帰りに乗った蒸気川船がボイラーの暴走で爆発したけど,船に乗せたペルー猫が増えて,鼠に困っているサンフランシスコで大金とアラベラおばさんや妹たちと再会し,家族になって,金を探す再出発を目指す〜さわやかな物語,本当の悪人は出てこない。2時間くらいで良い気分になれる本は貴重だ