Gold rush!ぼくと相棒のすてきな冒険 (ポプラ・ウイング・ブックス 34)

  • ポプラ社
4.63
  • (5)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 16
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591093351

作品紹介・あらすじ

ぼくと妹たちを育ててくれた、若くてきれいなアラベラおばさま。今度はぼくが助けてあげなくちゃ!ジャックは、アラベラおばさまの危機を救うため金鉱でひと山当てようと、ゴールドラッシュにわくカリフォルニアへと向かった。相棒は執事のプレイズワージィ。南アメリカ大陸をぐるっと回る長い船旅をして、あらっぽい金鉱ほりたちが集まる西部の町へ。はたしてジャックと相棒は、無事に金をほりあててボストンにもどれるのだろうか?ゴールドラッシュ時代のアメリカを舞台にした、わくわくする冒険と成長の物語。対象:10代〜一般。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • タイトル通り、ゴールドラッシュの頃の話。
    ボストンの元良家のお坊ちゃまと執事の冒険談。
    落ちぶれてしまった家の危機救うべく、ゴールドラッシュで沸きかえる西部へ。
    最初から不運に見舞われて密航する羽目になったり、船上で悪党を捕まえたり、
    とんでもない嵐を乗り越えたり、小金を集めたり、大量の金を発掘したり…。
    と、出来すぎでしょ!という部分もちょっとあるけれど、少年の気持ちになって
    一緒に笑ったり、ハラハラしたり、手に汗握ったり。
    最後の最後まで、笑わせてくれる楽しい冒険談でした。
    小学校高学年向きかな。

  • 半年かけて東海岸から西海岸へ〜ぼくは両親が死んで凋落し掛けているボストン生まれの12歳だ。カリフォルニアで金が見つかったと聞いて執事のブレイズワージーと密航した。ボイラー室での仕事を得,仲間を得て,苦労をしながらもお宝を手にした。帰りに乗った蒸気川船がボイラーの暴走で爆発したけど,船に乗せたペルー猫が増えて,鼠に困っているサンフランシスコで大金とアラベラおばさんや妹たちと再会し,家族になって,金を探す再出発を目指す〜さわやかな物語,本当の悪人は出てこない。2時間くらいで良い気分になれる本は貴重だ

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1920年、ニューヨーク・ブルックリンに生まれ、カリフォルニアで育つ。少年時代は奇術師を志し、マジックショーの一座と各地を巡ったこともあるという。その後地方紙の記者などを経て、作家となる。79年「Humbug Mountain (ペテン師山)」でボストングローブ・ホーンブック賞を、87年『身がわり王子と大どろぼう』(偕成社)でニューベリー賞を受賞。ほかに『ジンゴ・ジャンゴの冒険旅行』『マクブルームさんのへんてこ動物園』(以上 あかね書房)など、ユーモアたっぷりの作品を数多く発表している。

「2007年 『かかし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

シド・フライシュマンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×