- Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591093566
感想・レビュー・書評
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2014 9/25
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三浦しをんさんのエッセイ。三浦しをんの本に対する情熱が全てこの本に詰まっていると言っても過言ではない(言い過ぎ?)。本以外のことも書いてあったし、爆笑ものです。今後小説を読む時も見方が変化するだろな。
2014.8.11(1回目) -
書評中心のエッセイ。
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ファンの人から借りた。エッセイで6冊も持って来られた中の一冊。
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「本の虫」三浦しをんの本を中心にした各種連載エッセイの寄せ集め集。朝日新聞の中高生向けの書評連載でも腐系の本を臆面もなく勧める駄目人間っぷりがたまりません。
恩田陸、角田光代といい本と酒さえあれば生きていけそうな女性作家群の一角。一番の駄目人間が三浦しをんで、会社員でも生きていけそうなのが恩田陸だな。⇦褒めてます -
ベストセラーをやや避けて、本が紹介されている。
こんなのもあるんやなぁ〜、と。 -
面白かったです。
第1章ももちろんいいのだけど、第2章以降が私的にはツボ。
例えば雑誌『anan』に連載していたエッセイ。
雑誌すなわち一般女子が読むものというフィルターというかハードルがあるせいで、とてもノーマルなエッセイ(を書こうとしている努力も分かる)んだけど、そこにしをんさんのヲタクっぷりが隠し切れずにそこかしこに見えている…のが面白かったです。頭隠して尻隠さずって感じか? 笑
「ヲタクですから」と正面切って書いているものより、ずっとヲタクを感じました。 -
やっぱり面白いなぁ、しをんさん。書評を書いてもエッセイを描いても面白いというのは、この人ならでは。 笑ってしまうので外で読むのは要注意です。
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面白い。
しをんさんの頭の断片を覗き見ることができます。
前書きから勝手に親近感沸きまくり。
えぇ、そうですよね、読書は「好きとか嫌いとか言う範囲を超えて」「生活に密着して」ますよね。
1日のタイムテーブルが、
「起きる。なにか読む。食べる。なにか読む。食べる。仕事をしてみる。食べる。なにか読む。食べる。なにか読む。寝る」
というのを知って、「まさに私の中学高校時代・・・!!!(「仕事」を「部活」もしくは「舞台」に変えるだけ)」と、むしろ光栄に思いました。
そんなこんなで。
とっても近しい気持ちを抱きながら読んだわけです。
まだまだ読書量が足りず、既読のものは3分の1弱でしたが。
それで得した気分♪
世の中にはまだまだまだ、読んだことのない面白い本がいっぱいあるんだ・・・!!と。
ほんと、これから何読もうかうずうずしてます。
気になったのは、
・大西巨人
・宮藤官九郎
・『ダンスがすんだ 猫の恋が終わるとき』(回文!)
・『新宿2丁目のほがらかな人々』
・『ジェローム神父』
・『不良少女入門』
・『とんまつりJapan』
3章、本のできごころの「理想の本屋さん」とか、あったら通いつめたい!
あ、「豆乳豆腐」が紹介されてるところでは、うちでもよく食べるメニューなので嬉しくなりました。
こんな風に生きられたらいいなぁ、と思いました。
好きなものに囲まれて。
良いなぁ、家具になるくらい本集めたいなぁ。
小説はきりがないので図書館派なのだけど。
いつかお金と場所(と時間)にゆとりができたら、思う存分買い占めたい。
最初に書いたみたいな生活に戻ってみたい(笑)
いい意味でゆるーい、思ったことがつらつら書かれている読みやすいエッセイなんだけれど。
活字の魅力ってなんだろう・・・?と、ある意味自分のアイデンティティにまで迫りそうになりました。 -
読書量とその幅の広さに脱帽。本への探究心と敬意と愛情に溢れる。
電車での他人の本当ては、私には難しそうだけど面白い。まっさらな状態で本と出会い、読むことがなくなってきている自分に気づいた。