ぼくらの七日間戦争 (「ぼくら」シリーズ 1)

著者 :
  • ポプラ社
4.10
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本棚登録 : 1481
感想 : 133
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  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591095775

作品紹介・あらすじ

夏休みを前にした、1学期の終業式の日、東京下町にある中学校の、一年2組の男子生徒全員が、姿を消した。いったいどこへ…?FMラジオから聞こえてきたのは、消えた生徒たちが流す"解放区放送"。彼らは河川敷の廃工場に立てこもり、ここを解放区として、大人たちへの"叛乱"を起こしたのだ。PTAはもちろん、テレビや警察、市長選挙汚職事件までも巻き込んだ、七日間に及ぶおとなたちとの大戦争。中高生たちの熱い支持を受けつづける大ベストセラー。

感想・レビュー・書評

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  • まずは、大人への反抗から始まる!でも、その後にメンバーが誘拐されたりとか。家に帰っちゃう人が出たりとか。色々大変なことも起こりつつ…、ネタバレになるからもう言えません。(−_−;)<マジすみません。一度言うと止まらんのです。

  • 昭和世代だからわかること。
    これを今の平成生まれの子たちが読んだ時に、雑音が多くならないかなとは思う。
    でもそれは、私たちが歴史もの読んだりするのと変わらないのかな。
    等身大の子どもたちを描いた物語だったけど、今だと、「あの時代の子どもたち」を描いた物語になっているのかな。
    でも、今の子どもたちにも通ずるものは多そうよね。
    この子たちはもう今じゃ祖父母世代かもしれないけど…いつの時代も大人たちは大人たちなのかも。

  • 大好きな本の一つ
    小学生の頃に読んで解放区をつくることを夢見てたこともあった。みんながみんな自分の好きなこと、得意なことを武器に戦って、お互いに足りない部分を補い合う。そんな関係をいつか誰かとつくりたいと思えた本。

  • 「夏休みを前にした、1学期の終業式の日、東京下町にある中学校の、一年2組の男子生徒全員が、姿を消した。いったいどこへ…?FMラジオから聞こえてきたのは、消えた生徒たちが流す"解放区放送"。彼らは河川敷の廃工場に立てこもり、ここを解放区として、大人たちへの"叛乱"を起こしたのだ。PTAはもちろん、テレビや警察、市長選挙汚職事件までも巻き込んだ、七日間に及ぶおとなたちとの大戦争。中高生たちの熱い支持を受けつづける大ベストセラー。」

    「子供はおとなのミニチュアではないし、子どもの時間はおとなへの助走期間ではない。子どもは子どもの時間を生きている。英治たちは解放区で、自分の時間と空間を取り戻すのだ。」
    (『いつか君に出会ってほしい本』田村文著 の紹介より)

  • これほんまに好きやったなあ

  • こんなクラスに、私も入りたいーー!
    小6のとき、学級文庫で見つけ、夢中で読みました。その後、シリーズと合わせて購入。本当にはまります。

  • ボリュームのある内容であった。実在する出来事や地名なども出てきて新鮮だった。登場人物が多すぎて内容が頭に入らない。

  •  僕たち中学生が、一度はやってみたいような面白さなどがたくさん詰まっている物語だった。また、この本の著者、宗田理さんは。中学生の気持ちを表すかとが上手な人なんだなと、思った。
     たくさん共感でき、とても面白い本だった。

  • 中学生の時、夢中で読んだ

  • 自分の中学時代と比較しながら読んでみました。この結束感、自分にはなかったなぁ。それぞれの動機で「戦争」に参加した、中学生たちの心の変化に作品の魅力を感じました。

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著者プロフィール

1928年東京生まれ。1937年~45年まで愛知県で暮らす。日本大学芸術学部卒業。シナリオ製作、編集者などを経て、1979年作家デビュー。85年に刊行された『ぼくらの七日間戦争』は映画化され、中高生を中心に圧倒的な人気を呼ぶ。主な作品に『ぼくらの七日間戦争』をはじめとする「ぼくら」シリーズ、「2A」シリーズ、「東京キャッツタウン」シリーズ(角川つばさ文庫)など多数。

「2023年 『ぼくらのオンライン戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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